7月の栞 『ヒメ蛍(その2)二ノ岡神社』

近藤師匠及び花火仲間のジューンさんが、先発隊として二ノ岡神社を訪れ、飛翔情況を報告して下さったことに御礼申し上げます。

自分も7月1日の23時40分に現場に入り観察して来ました。
この日は21時頃に雨は上がり、とりあえずの調査のつもり。
駐車場には車が1台だけで、その車も帰り支度の様子。
「矢張り今夜は飛んでいないのか?」と思いつつ、宮司さん宅の敷地へ。
雨でヌカルんでいるので竹薮は敬遠し、左の比較的開けた方の道を進む。

車が一台しかなかったし、その車の中には二人が乗っていて帰ろうとしているのだから誰もいないだろう、と思ったのがそうではなかった。
一人だけ粘っていた方が居り、暗闇から「コンバンワ!」と声をかけられたのにはビックリした。
近所の人が徒歩で来たのか?それなら気楽だろうから、日付が変わる位まで粘っているのだろう!そう思った。
しかしそれも外れた。
東京は大田区蒲田から来られたと言うSさん、なんと『公共交通機関』で来られたそうで、朝の始発電車まで帰る手段がないそうだ。

ヒメ蛍が一向に飛ばない事をいいことに、話がどんどんエスカレートしてゆく。
初めは、この場所に今年何回来たかの話から、「気温だけじゃあなく霧や靄がかかっていると、なぜか飛ばない。」という経験談。
霧や靄の話から、ヒメ蛍の話しはますますエスカレート。
秩父のヒメ蛍撮影に10回以上行った、と言うとんでもないマニアぶりを披露してくれた。
こちらが舌を巻いていると、「会社を早期退職したので・・・」とポロリ。
「成る程、そういうことか」。
気を取り直して秩父の話を続けた。
矢張り、S氏も秩父のあの場所から、北の方向の山に、多くのヒメ蛍がいる場所を探索中という。
去年秩父で、イノシシに囲まれて身動きが取れなくなったと言うカメラマンの話を思い出した。

そんな話に夢中になっているうちに、霧も晴れ、草むらで光り始めた。
そして耳元に蚊がプーンと近づいてきたかと思ったら、連動するかのように飛翔が始まった。
それまで全く光りさえも発しなかったのに10〜20頭は飛んでくれた。
日付が変わり、少ししてからの遅い時間だった。
流石に乱舞とは行かなかったが、2時過ぎまで見学するに堪えうる光りの芸術を拝ませてくれた。
結局、Sさんとは、蛍が飛ばなくなった後も、3時ごろまで話し込み、近辺の情報まで教えてくれた。
この日は朝9時から、野暮用があったので、早く切り上げたかったのに、とんでもない寝不足の一日となってしまった。
話に夢中になったこともあり、又ほんのわずかな時間帯での飛翔だったので、3枚しかアップできません。

撮影日:2015−7−2 午前2時頃 静岡県御殿場市にて

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