11月の栞 『11月の冨士山(3日・18日・25日)』
| 今年も残すところあと一ヶ月ほどと成り、何かとあわただしい今日この頃。 11月の冨士山は思いの他ショボくなってしまった。 余り出かける機会がなかったからだ。 11月3日 この日は、近藤師匠も出かけられた「箱根大名行列」という大きな催し物があり、一方で湯河原花火もあった。 今思うと、両方を梯子する事はできたのだが、この日はどうしても、山中湖を一望する高指山山頂からのダイヤモンド富士が撮りたくて 、その時点では眼中に無かった。 しかし、箱根の大名行列を見学する車と、箱根湯元駅前を片側封鎖、交互通行にしていた事で、完全に渋滞の中に入ってしまい一時間以上も通過にかかった。 おかげで渋滞中の車中から大名行列を見る羽目になった。 高指山の頂上まで登るのに、たっぷり時間をとっていたのだが、脆くも渋滞で消し飛んだだけでなく、山中湖畔へ到着する時間まで怪 しくなってしまった。 結果、東海自然歩道の途中からギリギリ沈み行くダイアを撮るのが精一杯だった。 直ぐに「もみじ祭り」が行われている、「山中湖夕焼けの渚」まで移動。 しかし今年の紅葉は遅く、笑ってしまうほど緑の葉っぱが目立った。 「オー、この木は紅葉しているジャン!」とばかりに近寄ると、既に台風の影響か、葉が枯れていた。 そんなピーク外しにも拘らず、ライトアップ前から多くの見物客が訪れていた。 カメラマンも結構いて、前方100メートルで横一列に並んだ彼らは、多少障害物となった(何人かが、水中に三脚を立て長靴でビシ ャビシャやっていたため)。 殆ど紅葉していない木々も、ライトアップが始まるとまるで見事な紅葉に化け、満更でもなかった。 11月18日 毎年山中湖「もみじ回廊」から始まって、湖北ビュ-ラインを通称「もみじトンネル」まで行くのが冨士山と紅葉の撮影ルートですが 、今年は大西公園でコスモスを撮影した際に見つけた一本のカエデに絞って撮影してみました。 早朝5時半、河口湖湖北ビューライン「もみじ回廊」に到着。 少しずつ明るさを増してきた頃、冨士山が雲で覆われようとしていた。 よって、ここでの冨士山はお預けと成ってしまった。 「もみじ回廊」と言う名前はつけられているが、ここで一番目立つのは黄色く色づいたイチョウではあるまいか? ここのカエデは日陰と日当たりのいい場所が極端なせいか、気温差が大きいせいか、中ほどが紅葉するのは周囲よりかなり遅く、 その意味では長い期間楽しめるのだが、個人的にはイチョウの葉が散って堀に散らばっている景色がここでの見頃のような気がする。 毎年同じものしか撮れないので、三箇所ほど撮影して大西公園へ。 この日はひどい靄が立ちこめ、河口湖湖畔は全く視界ゼロ。 勿論冨士山も姿を確認できず、とりあえず準備だけ。 湖面上を流れる薄い霧ならともかく、山頂まで霧で隠し、時々チラッと山頂が見え隠れする状態が8時になっても断続的に続いた。 空が赤く染まるわけでもなし、日の出の太陽が雲海に当り、光の芸術を演出してくれるわけでもなし、 ただただ何も見えない状態で、撮影に適している7時半〜 8時を逃す事になった。 すっかり雲が消えた時は、冨士山がぼんやりした姿で眺められるだけ。 ここのカエデは、少しピークを過ぎてはいたものの、マズマズの被写体。 昨年まで行っていた、「もみじトンネル」とはカエデの本数からして、「一本」対「多数」で比較にならないが、ここ大石公園で撮影していた カメラマンは5人程度、これも比較にならないゆったりムード。 居合わせた、見知らぬカメラマンとも話しをしたが、「あっちは人が多くて・・・。」と答えていた。 少し残念だったのは、自分が到着した時(二番目だった)、そこには三脚も立てずに突っ立ち、一回たりとも場所を動かず、 自分が帰る時までその場所を誰にも譲ることなく手持で撮影をしていたカメラマンがいた事。 確かにベストポジションのようだったが、タイから来たカメラマンが直ぐ横で撮影しようとしていたら、結構邪魔そうに追い払ってい たのは日本人の恥だろう! なぜタイから来たか解ったかって?それは英語が通じたから。 しっかり彼は「Thailannd」って答えてくれましたから。 別に外国人に限らず、お互いに場所を譲り合ったり、交代したりして撮影を楽しむのがエチケットだろうと思うのだが・ ・・。 11月25日 近藤師匠もご自宅の二階から、11月としては記録にない積雪をしっかり撮影しておりましたが、本当にビックリでしたね。 23日は毎年出かけている長野えびす講花火大会がありました。 今年は、その日に最大の寒波が襲来するとの予報、早い遅いの差はあれ、雨又は雪予報、それも長野だけでなく湘南も。 零度近くになる気温を我慢すれば、長野の降り出しは日付が変わってからの様だった。 北よりの風数メートル、花火日和?だったと思う。 ただ、今年は欠席。 矢張り、これだけの寒さ、万一風邪を引いたとしたら、塾生たちに合わす顔がない。 彼らには健康管理を言っておいて、自分が先に風邪を引く訳には行かない。 尚且つ翌日24日午前9時半に野暮用が入っていた。 少しでも降雪があれば帰りの道、高速道に規制が入ったらチョッとまずい。 ぶっちゃけ、まだスタッドレスには履き代えていなかった。 12月1日に予約を入れておいたが、11月の遠征でまさか後悔するとは・・・。 実際仲間からの知らせでは、えびす講は素晴しかったし、気象条件も良かったらしい。 まあ、また来年も開催してくれるだろうから、楽しみに待つとしよう。 24日昼前から、ここ湘南でも霙になり、やがて雪に変わった。 日中にも拘らず気温が全く上がらなかったので、通常なら一日の内で一番気温が上がる時間帯に一杯降った。 しかし、15時過ぎには止み、夜には路面も乾きだし、一段と寒くなった。 25日、本当なら早朝の冨士山撮影に行きたいところだが、路面凍結と、山中湖、河口湖20センチの積雪情報に危険を感じ断念。 昼近くになって、道路状況がそれ程悪くないことを確認し、出発。 16時半までに帰らないと、この日の授業が始まるので有料道路を使って山中湖へ。 道路はしっかり除雪され、雪はかなり溶け始めていた。 紅葉した木々を探すも、葉は殆ど落ちてしまっていて、被写体を捜すのに時間を費やしてしまった。 長池親水公園と、花の都公園で数枚撮って、とんぼ返り。 しょぼいのは承知で11月の冨士山の締めといたします。 撮影日:2016−11 冨士山(3日・18日・25日)にて |
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