12月の栞 『十国峠夕景・夜景・キャンドル風イルミネーション』
| 18日熱海花火大会で、地元函南にお住まいのカメラマンから十国
峠のイルミネーションの事を聞いた。 彼は熱海へ来る前に、十石峠に立寄って来たと言い、撮影したての 画像を見せてくれた。 派手ではないが、イルミネーションと言えるかどうか、蝋燭(ろ うそく)らしきものが沢山並んでいて、その中に人物シルエットと星が沢山写っていることを、自慢げに語ってくれたが、確かに悪くはなかった。 なかなか幻想的で、花火打ち上げ前の僅かな時間会話しただけだっ たが印象に残る話を聞いた。 「いつまでやってるんですか?」と尋ねたが、「はっきり分からな いが、年末までかな?」と曖昧な返事。 インターネットで調べてみたが、「十石峠イルミネーションではヒ ットしなかった。 「今日のイベント静岡県」で調べてみたら、本日最終との案内。 正式名称「十国峠ノスタルジックナイト」。 2000個のLEDキャンドルを使った12月17日〜25日の土 曜、日曜、祝日のみのイベントだった。 だから実質17,18,23,24,25日計五回の企画。 自分的には、もし25日に冨士山が見えなければ、例え最終日であ ろうと行くつもりはなかった。 千葉の千枚田のライトアップも気になっていたのだが、それは後回 しにしてでも、天気さえ良ければ25日はここを優先しようと考え ていた。 前日のトーマス撮影の疲れを取るべく12時まで8時間タップリの 睡眠。 伊豆スカイラインのライブカメラを時系列で見ていくと、10時ご ろ上半分が隠れていた冨士山も13時にははっきりとその全容が現 れていた。 時間を追うごとに良くなっていることが確認できたので、出発準備 。 元々、十石峠は昔の国名で言う十の国が見えたことからその名が 付けられたと言う由来もあり、見晴らしの点では申し分ないことは 分かっていた。 しかし、ケーブルカーの運転は16時半くらいで終了してしまうと 記憶していたので、ここからの「夜景と冨士山」は不可能に近いと 思い込んでいた。 今回ケーブルカー開業60周年記念の初の試みだそうで、営業時間 も19時50分まで(最終ケーブルカー運行)とたっぷりの時間設 定。 最終の熱海行きバスまでケーブルカーに合わせて運行されていて流石。 その割には、駐車場の車は一杯ではなく、今年初のイベントらしい周知 の低さ。 まずは10分ほど話をさせていただいた、スタッフとの会話からご紹介いたします。 LEDキャンドルを置くアイディアは女性従業員の提案だったそう で、その方のセンスが偲ばれる。 「大自然の中、この位の派手でないところがいいデスね。」と水を 向けると、「実はここは国立公園内で、色々と規制があるんですよ 。」 「火が使えないとか?」 「仰るとおり、このキャンドル風のLEDの色も、国立公園内の自 然の中ではこういう色でなければダメなんです。もっと白色も使い たかったのですが、白は多く使えないんです。設置も仮設の物に限 るので、一々キャンドルを手で並べなければならないんです。」 「じゃあ、電源をコードで引っ張ってくる事も?」 「はい、それも常設とみなされ出来ません。」 「来年も予定はあるんですか?」 「今年の反響や改善点などを考慮して、考えたいと思います。出来 れば毎週土曜日だけとかやれたら良いと思っています。」 「たまたま、熱海の花火で地元カメラマンが教えてくれたのですが 、ホームページ以外ででPRしていましたか?」 「お住まいどちらですか?」 「藤沢です。」 「県西の小田原や、大雄山線の駅などでは、ポスターを貼ったので すが・・・、藤沢までは・・・。」 最後に、「自然とマッチした小規模ながら素晴しい雰囲気を醸し出 している企画ですね。」と、持ち上げて(本心ですが)おきました 。 25日のクリスマスとあって圧倒的にカップルが多かったですが、 カメラマンもチラホラ。 余り多くの人が来てしまうと、キャンドルを蹴飛ばしそうな狭さ。 実際に足が触れてころころ転がっていたのを数回見ています。 と言うか、並べてあるキャンドルのエリア内にも足を踏み入れてい いことの方が問題。 別に、中に入り込んだところで新発見が有る訳でもなし、離れて見 ていたほうがどれだけ綺麗な事か? 撮影する側は、まず人を入れないで撮影するのは困難。 結構暗いので、「そんなところでラブラブしていたの?」と言う人 物がしっかり写っていたり(それはこちらのミスですが)、既にマ ナーの悪いのは常識化していて、以前に比べてカメラマンのことを 気にしてくれる人が減っているような? カメラマンでさえ、前を知らん顔して通る昨今だから我慢してい るが、今日も4〜5人の大の男たちが、露光中に入り込んで来たの で、堪忍袋の緒が切れて一発文句を言ってしまった。 夕暮れまで一応見えていた冨士山も、夕景が終わり街の灯りが目立 つ頃には、上半分が隠れてしまったが、催し物最終日、冨士山が前 半だけでも見えたことは、尽いていたと思う。 ケーブルカー山頂広場と言ったって、せいぜい幼稚園の運動場程度 の広さしかないし、周囲は柵があったり、崖になっていて、 撮影の自由度は狭い。 よって冨士山を入れて撮影するには限られたポイントしかなく、次 第次第にキャンドルの中へ入っていってしまう。 カップルや、子供たちがキャンドルの間を歩くのは何も文句はない が、ど真ん中に三脚を構えて動かない「アホカメラマン」は論外。 「お前じゃ、絵にならないんだよ!」と言ってやりたい。 仕方なく撮影したが。 元々、伊豆スカイラインは夜景が綺麗なところで、過去に自分も近 ちゃんギャラリーで紹介させて頂いたのですが、標高770メート ルの広場からは、沼津側のみならず、わが相模湾側まで見え、チョ ッと今日は撮影には厳しい視界だったが伊豆半島でなければ眺めら れないの地形を感じることが出来た。 さらに、規模は小さくてもキャンドルの設置のおかげで、ろうそく 色の光をしたLEDを入れての夜景撮影が出来た事は思っていた以 上の満足感が味わえた。 なぜなら「夜景と冨士山」がこれまでの最高のコラボだと思ってい たのが、そこに幻想的な光が加わったのですから、言う事ありませ ん。 こうなると来年以降の開催を強く期待したくなります。 一つだけ気になったのは19時30分も過ぎた頃から、やや風が強めに吹く時があり、そのたびにいくつかのキャンドルがカラコロ音を立てて転がり始めた。 もうその頃は見物客も少なく、従業員の方が一生懸命直していたが「もぐらたたき状態」だった。 「来年以降の反省点だな!」とかスタッフの一人が言いながら直していた。 実を言うと、初めての場所故の自分もミスをいくつかしています。 「来年以降の反省点だな!」 まず、レンズの選択。 今回は16〜35,24〜105をそれぞれ5 D,7Dにつけたのですが(重いのを嫌がって)、矢張り白レンズ は持っていくべきでした。 ケーブルカーの中央で交差する所とレールの光の反射、光跡辺りが 撮りたかった。 中途半端な大きさの人物シルエットが大勢入ってしまうなら、望遠 で切り取った方が良かったところもあります。 許可されるか分かりませんが、踏み台程度の足場も持参したい。 ケーブルカーに持ち込み不可なら仕方ありませんが。 ついでにモデルさんがいたら、もっといい! 静岡県田方郡函南町桑原・十石峠ケーブルカー山頂にて 今年の「近ちゃんギャラリー相棒の栞」も今回が最終となります。 (12月31日はお台場の花火撮影を予定しておりますが、 アップは来年になってしまいますので。) 一年間近ちゃんギャラリーをご覧頂き大変有難う御座いました。 来年が皆様にとりまして、 より良き年になりますことをお祈りいたします。 撮影日:2016−12−25 静岡県田方郡函南町桑原・十石峠ケーブルカー山頂にて |
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