4月の栞 『4月の富士山めぐり=その1』

4月15日(金曜日)

@河口湖
諏訪の御柱祭でお世話になった方から、富士山が湖面に映っている(ダブル冨士)写真が欲しいと言われ、河口湖産屋ヶ崎の桜の開花情況をチェックしていた。
前日7〜8分咲きとの情報に午前6時出発。
途中、R138・御殿場・水土野を先頭にした渋滞にはまり到着は8時半近く。
乙女峠からは富士山が綺麗に見えた。
しかし到着時、風が結構強く、河口湖大橋から湖面を見下ろすと波立っていた。
この時点でダブル富士山は無理だと判明。
平日だからだろうかポイントには10名に満たないカメラマンしかおらず、安堵した。
実は、ここはある意味ピンポイントでしか撮影できる場所が無い。
場所が狭い上、桜並木といえるほど本数もない。
そこへ持ってきて狙うは「富士山を桜で囲もうとする額縁スタイル」だから、一層微妙。
その点、ここへ来るカメラマンは皆凄く平身低頭、ジェントルマンである。
因みに、近藤師匠の所属するQPONリンク会員である千葉県我孫子の「すぎさん」も、同時刻頃撮影されていたようで、「我孫子から来ました。」とのどなたかとの会話が耳に入ってきたのですが、自分は師匠から名前しか聞いていなかったので、挨拶を交わせませんでした。
桜は満開に近く、色あせしていなかったので、とても綺麗で、太陽光線ガ上手い具合にあたり大変綺麗に発色してくれました。
7時半頃から来ていたというカメラマンに、その頃から風が強かったか尋ねたところ、「強かった」という返事が返ってきて、それじゃ仕方ないなと納得。
8時半を回ると後から後から、カメラマンが詰めかけ、スマホや中国人も来始めた。
こうなると長居しても時間の無駄、サッサと次なる場所へ移動。

A新倉(あらくら)山浅間公園
過去2回さくらの季節に訪れ、一回は近ちゃんギャラリーに掲載(2013年4月)
もう一回はギャラリー開設前により、不掲載。

実は初めてここを訪れた時、その景色に「[ここはもしかして京都では?」と言う錯覚を覚えたほどです。
勿論ここにある忠霊塔は京都や奈良にある五重塔とは歴史が違いますが、それでも「ひと時の錯覚」には十分です。
そして、初めて来た時のほうが、2013年にアップした桜より、全然桜の花付きが良かったので、なおさらの感動でした。
今回は、その時にも勝るとも劣らない見事な満開の桜で、「満開とはこういう時期をいうのだよ!」と桜が教えてくれているようでした。
2013年の悪い印象を払拭でき、尚且つ富士山が雲ひとつ無い姿で、ドッカリと居座ってくれました。

それにしても3年の時を隔てて、新倉浅間神社はメジャーな観光地に化けていました。
およそ8割は外国人、それも例のあの国です。
ギャギャーでかい声で騒ぐし、遠慮と言うものは無い感じ。
そこへ持ってきて、この日を狙ったカメラマンが三脚とザックを背負い、狭い木製の展望台に本気モードで詰め掛けるものだから、人の流れは滞り続けたまま。
一方通行を守らない「逆走者?」もいて混雑の中満足な写真が撮れない。
忠霊塔を出来るだけ下から入れようとしても、展望台(柵)の直ぐ前にいる見物客のアタマが写ってしまう。
丁度桜祭りが始まっていたから、相当な混雑になっていたのだろうが、完全に新倉浅間神社は有名観光地となってしまった。
今後、もしここを訪れる時は、朝一で来るべき場所と成ってしまった。
後日、「西湖いやしの里・根場」で会話した長野から来たご夫妻が話していたところによると、自分と同じ金曜日に浅間神社を訪れたそうで、「カメラマン同士の場所取りで喧嘩に成り、警察が来た。」と教えてくれた。

B富士見孝徳公園
新倉浅間神社から一キロ余りしか離れていない、(丁度、中央道・高速バス停「下吉田」の直ぐの)所に、孝徳公園入り口の案内板がある。
すれ違いの出来ない上り坂を上り切った所に、4〜5の駐車スペースがある。
ただ、ここに車が止まっていると実は撮影の邪魔になることもあり、自分は自分で止めた車が邪魔で移動したほどだ。
本当はもう一台画郭に入ってしまう軽自動車があったのだが、まさか所有者に「どかして欲しい」とも言えず、仕方なく写真に入ってしまうことを承知で撮影した。
規模は、新倉の100分の一と、その小ささを強調しておきます。
訪れる人は、4〜5人ほど。
しかし眺めは、なかなかのもの。
しかも静か。
桜が20本程度しかないが、富士山と絡めるには十分で、富士山が隠れてしまうほど。
神社の階段を上がっても色々なポイントから撮影可能。
この日、三箇所目のビューポイントゆえ、疲れも出てきたので、桜の下でしばしの休憩。
テーブルを出してランチタイムをする(昔の)お姉さんだった女性たちもマッタリムード、春爛漫を謳歌していた。
ふと、ここからの夜景もいいのではないかと感じた。
足下から順に、中央自動車道、冨士急行大月線、そして国道139号が走り、富士吉田の街並みは新倉神社からと比べても遜色ない。
満月と桜の満開と富士山がくっきり見える景色を勝手に想像してしまった。
ただ真夜中来るには不気味すぎるかも?
だから、矢張り桜の季節のトワイライトタイムを狙えば、結構良い写真が撮れるのではないかなと。

C忍野村忍草
以前、桜の季節にここを訪れたが残念ながら富士山は見えず、退散した。
忍野八海近くの新名庄川からの富士山、うっかりしていると橋を通り過ぎてしまいそうなスモールポイント。
両岸の水仙、花桃、、満開の桜、そして中央に富士山、カメラマンの人気のスポットだ。
昼過ぎ、富士吉田の帰り道、多分大勢のカメラマンで賑っているだろうなーと思いながら、忍野へ向かった。
この辺は忍野八海が近いので有料駐車場が目立つ。
大体普通車は300円といったところ。
お宮橋に近づき、後続車がいないことを確認しながら徐行する。
お宮橋の直ぐ手前に2台ほど駐車スペースがある。
大抵は埋まっていたり、無神経な駐車の仕方で、一台しか停められなかったりするので、期待しないほうがいい。
この日は運良く一台きりしか駐車していなかったので、アタマから突っ込む。
普通は少し離れた場所へ駐車するのだが、ここが空いているのは全くのタイミングの問題。
なぜなら、ナンチャッテカメラマンは、橋の上から富士山を撮って直ぐ(早い人で1分)に走り去るからだ。
自分も初めはそれでいいと思っていた。
それでも凄くまともな景色が撮れてしまうから。
しかし、実際には遊歩道を歩き、少しして土手を降り、木造の橋の手前20メートル付近が撮影ポイントである事が後で分かった。
勿論、お宮橋から、標準レンズで撮影すればことは足りるのだが、矢張堤に降り、水仙などの花を強調した方が画面上は綺麗だと思う。
この場所での微妙に違う角度や場所からの似たような写真をしつこく並べますので、お気に入りを捜して頂けたら幸いです。
矢張りなかなか人物を入れずに撮影するのは、難しく前へ前へと人が入ってきてしまいます。
最後の写真は、後から(プリントアウト後)橋の上にまで人がいたことに気づくお粗末さで、すみません。

なお、桜の満開時期に合わせ、(主に土日中心に)21時までのライトアップもあります。
結構、幻想的だとは思いますが、富士山をどうやって露光するか?と同時にどれだけのカメラマンや地元の方、宿泊客が来るのか?想像しただけで行きたくなくなりました。

作品は4部構成(@〜C)となっております。新倉浅間神社の桜を中心に、2016年の桜をご堪能ください。

撮影日:2016−4−15  

作品は以下の四部構成となっております。
第一部・河口湖
第二部・新倉(あらくら)山浅間公園
第三部・富士見孝徳公園
第四部・忍野村忍草

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