8月の栞 『第31回神奈川新聞花火大会』

7月31日、蒲郡祭り納涼花火大会、8月2日長岡花火とも不安定な天候(急な雨)を考慮して、遠征を差し控えた。
実は今回、二つの花火とも、4キロから6キロ離れた場所からの「遠花火」を予定していた。
一つは蒲郡の打ち上げ場所から4キロほど離れた所。
もう一つは長岡市内から東に位置するスキー場、こちらは昨年のカメラぶれ写真のリベンジと思って・・・。
どちらも視界が優れていなければ、行ってもほとんど意味無しと判断できる距離。
悔しかったけれど、諦めた。

こじつけを一つ。
2日未明、4時ごろだったと思いますが、雷と雨音で目が覚めた。
夕立ならぬ、未明の豪雨だ。
バリバリと言う音がして、海岸付近に2回は落雷した。
一瞬停電したらしく、デジタル時計の一つは点滅状態、一つはアナログ文字表示のようで何事も無かったかのように作動継続。
すっかり安眠妨害をされ、いわゆる二度寝、暫くして寝付いたものの、8時になんかに起きたくない!
途中の群馬や長岡でこんな雷雨に出くわしたら・・・、と勝手に解釈していくのをやめた。
実際2日に長岡入りしたW氏は、途中物凄い豪雨に見舞われたそうだ。

結局、戦意喪失11時まで寝ていた(二度寝は気持ちいい)。
横浜に大雨警報も出ていたので、神奈川新聞(花火大会)もどうなる事か?と12時の開催可否をチェック、しっかり実施と表示され ていた。
昼の段階で警報が解除になったのかどうかは定かでないが、コロワイドさんの強気が窺われた。
横浜なら、突然降ってきて無駄足になっても大した時間的浪費でもないし、いつ降るかも判らないし、降らないかも知れない。
一昨年、大黒ふ頭で撮影した時の、あの強風に比べれば、まだ湿気が多い今日のほうがいいかも?
リベンジ出来ればラッキーだし、出来なくても元々長岡を諦めているので、「失うもの無し」って所。

14時に出発、ベイ・ブリッジの橋脚の下に着いたのは15時半。
今日は強風ではなかったので、海水が岸壁の手すりを越えて飛沫と共に跳ね上がる事はなかった。
よって撮影エリアは十分にあり、一昨年一段高くなった草地での撮影を余儀なくされた時に比べて、熾烈な場所取りはしなくて済んだ 。
ただ、ここから構えるカメラアングルは、時計で言えば2時方向を指す程斜めなので、右側に有る程度スペースを作っておかないとな らない。

自分は、赤テープでしっかりラインを引き確保。
しかし、後から来た三人組のうちの一人が、気に入らない。
先ず、後から来て隣にカメラを構えるなら、一言挨拶するのが基本。
それがナシ!
赤テープを踏み、10センチほど侵入して来た。
人の顔を「チラ見」したかもしれないが、こっちが無視。
自分、改めてカメラの画郭確認、その人の左腕でも入っていようものなら、ガミガミ言ったところ。
少しズームして解消。
その人、他の2人に花火の撮り方をお決まりの数値とセティングでアドバイス。
CANON 5DMARKVをバックから出し、白レンズをセット(おそらく70〜200)。
ただ、どういうわけか三脚座が無い。
そして白レンズを装着するには三脚が細い。
でも、他の2人の質問や会話はもっと稚拙。
コンデジで諏訪湖花火を撮った事はあるけど、一眼は初めて。
その方、NIKON D750。
「ホワイトバランスはオートか太陽でいい!」
「花火が上がったら、シャッター開けるんですね!」
「ここからは大体150ミリ前後。だから望遠持ってくるように言ったんですよ。」と、偉そう。
昼寝している自分の耳にいやおうナシに入ってくる。

そんな時代もあったよね!誰かの曲の題名ではあるまいし、皆花火撮影の最初はこんなところから入って行くんだ。
でも一つだけ笑っちゃったのは、そのレクチャーカメラマン、自作の黒い団扇を出してきて(どうも35円の白団扇を買ってきて、自分で黒く塗ったとか?聞きたくも無い会話が聞こえてくる)、レンズの前で翳していた。
今でも25万はするだろう5D・MV、団扇は(全くとは言わないが)要らない筈、(蚊を追い払うにはいいが)おかしくて思わず声を出して笑いそうになりました。
時折自分、その人のモニターをチラ見してみたけれど、画郭(オーバー)も露出(明るすぎ)も定まっていなかった。
花火終了後、三人は「これから反省会だな!材料は山ほどある。」 と言って帰って行きました。
「その前に取扱説明書の読書会でもしたほうがいいんじゃない!」 と言ってやりたくなりました。
まあ、自分も他人のことは言えないですけどね。

風は弱め(左から右への)だったので、前回のように花火の形が崩れるような事はありませんでした。
ただ、後半に行くに従って、火薬量も多くなったせいか、煙の滞留が酷く、右半分が煙の中と言う写真が多くなっていきました。

逗子海岸花火同様、コロワイドプレゼンツのそれは、ますます凄みを増し19時35分からの25分間、「スカイシンフォニー @n YOKOHAMA」は怒涛のエンディング。
とても、台船の上から打ち上げているとは思えない、あのコンピューターの緻密なプログラミングとその花火の質、開花した花火で4 〜5社程度は、どこの煙火業者さんだか判りましたが、それがミックスされている贅沢さ。
おそらく有料観覧エリアは多いに盛り上がった事でしょう?!
本当に花火を愛して止まないカメラマンの何人かは昼ごろから、場所取りに並んだそうです。
確かに今回の花火を対岸から見ていても、「お金を払ってもいいかな。」と思える内容でした。
巷の噂では、ラスト25分だけで一億円はかかっているとか?
コロワイドの打ち上げ方は、最新コンピューターによる斬新な花火の打ち上げ方と言う点では、認めざるを得ないものとなりつつあります。
コロワイド、サマサマですね。

花火終了まで稲光が、曇り勝ちの空をより明るく照らすかのように後方で光り、突然の雷雨を心配しましたが、一滴の雨も降ることな く終了、ラッキーでした。
但し、低く立ち込めたグレーの雲が、丁度花火の高さに懸かり、非常に醜い写真となっています。
余りの赤い雲に、途中でWBを変更したほどです。
花火終了後、そのその凄すぎた花火の余韻に浸りながら、ランドマーク・タワー、観覧車、コンチネンタル・ホテルの夜景を見ていると、贅沢なひと時を過 ごしたものだと、思わざる得ません。

帰りは、特別渋滞を気にせず走り出せましたが、矢張り国道15号線は東神奈川に近づくにつれて車の流れが鈍くなってきた。
途中から1号線に迂回してからは、交通量は多かったがそれなりに走れた。
21時20分戸塚警察署付近でポツリポツリ来て、原宿トンネルを抜けたら路面はウェット、藤沢バイパスで気がついたらドライ、全 く読めない天気でしたが、今回一昨年の半分はリベンジが出来た気がしました。


=撮影場所について=
もし、次回ここで撮影する事になったら4000円の臨時駐車場が断然楽。
ただ、一人で4000円は払う気はありませんが、もし仲間がいれば割り勘で、絶対ここを利用すべきです。
自分が撮影した場所よりランドマーク・タワーと花火の間隔が近く、しかも岸壁の一番海寄りに駐車すれば、(右奥から順に係員が誘 導)止めた場所が即撮影場所と成ります。
おそらく16時くらいまでなら海沿い(平日)確保可能でしょう? 。
但し20時30分には(閉鎖)排除されてしまうので、夜景の美しさに浸っている事はチョッと無理ですが。   

撮影日:2016−8−2 神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭・旧スカイ・ウォーク下にて

作品は以下の二部構成となっております。
第一部=花火中心の縦位置撮影
第二部=夜景重視の横位置撮影

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