8月の栞 『第28回神明の花火大会』
| 暗黙の了解で、今年の場所取りの順番は、伊勢原のK氏ということになっていて、彼はしっかりいつもの場所を確保してくれた。 今年は日曜日に当たり、場所取りも大変だったかと思うが、改めてK氏に御礼を申し上げたい。 そして、例年通り藤沢市内のカメラ仲間のW氏と待ち合わせで、車に乗せて行って頂く。 彼は今年の連休前に、新型プリウスに買え代えたばかりで、車内は新車の臭いがプンプンした。 車と来たら、車好きの自分としては、どうしても「助手席試乗体験記」を記さないわけには行かない(ご興味の無い方は、飛ばして下さい)。 彼が、それまで乗ってた旧型プリウス三代目−ZVW30(走行約 3万5千〜4万キロ未満)に関しては、ハイブリッドと言う以外、取り立ててどこが良いと言った特徴が挙げられなかった。 乗り心地は商業バン(4ナンバー)か、敢て譲って軽ワゴン、リアの収まりが特に気になった。 座席も市川大門町までの三時間、お尻が痛くなり、座りなおす事数回。 モーター走行中、急坂に差し掛かった時にエンジンがアシストするが、そのエンジンがどちらかと言うとガサツな音で、しかも音だけ、パワーが無いのか加速が鈍い。 因みに2名乗車、機材2名分およそ40キロでの話し。 室内の豪華さとかスタイルとかは各自の価値基準や、好みが大きく左右するので論じる意味は殆どないにしても、基本的造りは古きよき時代にベストセラーだったサニーとライバル関係にあったころのカローラといった感じ。 外観が三角形のパズル的組み合わせの4代目プリウスは、乗ってしまえば恥ずかしさも感じず、出足のスムースさと滑らかさに先ず好感を持った。 走行中の段差の乗り越えも、(年中走っている西湘バイパスゆえ比較十分)収まりと静かさが納得出来るレベル。 フロントのグリップも、コーナーを曲がる時の感じから判断して、結構良い。 タイヤはDUNLOPを履いていたが、走行音も静か(新品に近い からかも)。 実は帰り道246号、東名高速の大渋滞で(伊勢原のK氏は246号のそれにハマリ、「Uターンしたくても全く動かないので出来ない」と電話で連絡してきた)迂回路としてW氏には申し訳なかったのですが、山中湖パノラマ台経由での下りヘアピン、駿河小山では足柄峠越えのヒルク ライミング、その後のダウンヒルを体験させてしまったのですが、自分的にはかなり新しいプリウスの実力を感じることが出来ました。 モーターパワーも十分トルクフルでしたし、エンジンが回っている時の音も低音、力強いトルク感に溢れるものでした。 ブレーキの効きも鋭く、回生によってバッテリーへも直ぐに充電されて、EV走行中は何も聞こえないくらい、自分の耳が気圧でおかしくなったのかと思うほどでした。 もう少しで、エンジンが発電用に特化したPHEVの発売が可能なのでは?と感じました。 旧型からの乗り換え希望者は、生産が追いつかないくらい増加して行くのではないかと・・・、TOYOTAの嬉しい悲鳴が聞こえそうです。 因みに、山岳路を思いっきり走ってもらったので平均燃費は24キロ、彼の話ですと30キロ位までは、高速でも(100キロプラス 数十キロ)延びるそうです。 多分、もし自分がハンドルを握ったとしたらモーターでガンガン加速し、燃費20キロ前後ではないかと?、リチュームイオン電池を酷使して走り、10万キロでダメにするかも? お断りしておきますが自分自身、このジャンルの車は購入する事は絶対に有りません。 よって興味が無く、新型は勿論旧型も細かく調べたことはありません。 間違えが有りましたらお詫びいたします。 走行距離260キロ、あくまでも6時間余りの助手席でのインプレッションです。 さて、話を本題に戻します。 市川大門町と言うと、本当に花火の街だと思わせてくれるのが、斎木煙火店さんとマルゴーさんの二大一流メーカーがここに存在している事。 今回もその実力と、見事な発展系をまざまざと見せ付けられた感じです。 元々、大変綺麗なパステルカラーの花火を打ち上げてくれていたのですが、ついに千輪もパステルへ、聖礼花はグラデーション鮮やかな変化花へ、・・・。 そして、惜しげもなく大玉の連発、多くの大会を見ている訳ではありませんが、他ではこれだけ沢山のそれを先ず見ることは珍しいか 、無いと思います。 語るに溢れる打ち上げ方、地元でなければ見ることの出来ない多くの特色ある大輪の花火を、「これでもか!」と言わんばかりに上げて下さいました。 W氏と帰りの車中の半分以上が、本日の感激と感想で盛り上がり、多少渋滞していた事などストレスの「ス」の字にもならなかった。 今年も例年以上に風には恵まれ、後半からは、背中からの風を感じながらの撮影となった。 もっとも、予報はいつもとは逆の予報が出ていて右から左、ここからは差して逆風ではなかったものの、打ち上げ直後の数分は無風状態に近くなり、プログラム19時19分の「尺玉5段二箇所から」ではしっかり煙がそのまま残ってしまいました。 しかしそんなマイナスの気持ちも後半に行くに従い、吹き飛んで、いや、ぶっ飛んでしまうくらいの芸術性。 実は、メッセージ花火のコーナーではその多くが経験上、見慣れたものだったり、サイズの小さいものだったりで、一息入れられるブレイクタイムなのですが、神明の今年と来たら、いい花火が沢山上 がちゃってビックリしました。 しかも10号玉の出来も良く、地元煙火店自慢のあの花火まで見られてしまいました。 正にプロポーズ花火に持って来いですよね、聖礼花。 もし、女性がそれを拒非ったら、罰が当たりますよ! どうか、「YES」の言葉と一緒にバケツ一杯嬉し涙を流してください。 とにかく綺麗、心が洗われる花火です。 凄さを前面に押し出さず、控えめな凄さの中で、花火の質を重視した打ち上げ方に、「神明の花火」の情緒、奥ゆかしさ、市川三郷町の歴史を感じることが出来、大満足。 今回は二尺玉を絶対に画郭オーバーする事無しに捕らえるため、一台のカメラは横位置専用とし、市川大門町の夜景をたっぷり入れてみました。 20時9分、超特大スターマインの中に「尺玉あり」とはプログラムにありましたが、まさか二発も上がるとは! 幸いにも風向きがよく、光跡が斜めに殆ど流れず真っ直ぐに落ちて行く二尺玉を撮る事ができました。 帰りの車中、W氏の言葉の中に、「来年も外せないな」とあり、平日開催(来年は月曜日)をも、物ともしない意気込みを感じました。 撮影日:2016−8−7 山梨県西八代郡市川三郷町丘陵地にて |
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