9月の栞 『東京ゲート・ブリッジ』
| 今年の2月、「ひこうき」の特集の際、気になって立寄った若洲公
園、そこでの飛行機の光跡は何枚かご紹介いたしましたが、あくま
でもゲート・ブリッジはアクセサリー的なものでした。 今回、9月までの金曜日と土曜日のみ20時まで開放してくれる事 を利用して、橋の上から夕闇迫る東京のビル郡を撮影してきました 。 小六の修学旅行や、中学生の前期期末で前倒ししたスケジュールの おかげで、珍しく土曜日がフリー(高二、中三は日曜日に回して) になりました。 となれば、当然日本で唯一の四尺玉の見られる、「片貝」花火参観 となるのですが、実は2011年9月11日の土曜日に有料桟敷席 へ教え子3人と押し込められた記憶が今でもはっきりしていて、ど うも印象がよろしくないのです(撮影もままならなかった記憶あり )。 浅原神社の境内ですから、それ程の面積が有る訳ではないのは解っ ていましたが、すし詰め状態で、知り合いだろうが見知らぬ人であ ろうが、接触しないようにするのに神経を尖らせたくらいでした。 四尺も、一部木に隠れていた記憶があり、有料席でこの程度しか見 られないの?って感じ。 静岡のM氏は、少し離れた見通しの利く場所で四尺のみを撮ってい たり、度々登場する伊勢原のK氏は地主さんと仲良しで、毎年殆ど 2日とも馳せ参じている。 当然、提灯が灯る特等席からの撮影。 周囲は田圃が広がっていて、どこからでも撮影可能らしいが、イマ イチ行く気が出なかった。 10日は群馬県の沼田や、伊勢崎でも大きな花火大会があり、沼田 花火を候補に考えていたのですが、ふと自分が花火撮影に疲れてい ると感じた。 疲れているといっても嫌気が差したのではなく、7、8月中に撮影 した花火大会で十分満足できたと言う意味合いが大きい。 中でもとりわけ赤川花火の余韻は大きく、できれば一日でも長くそ の余韻に浸っていたい感じがした。 (大曲花火のアップが遅れたのは、其の為では・・・ありませんが )。 突然話は変わりますが、東京ゲート・ブリッジが20時まで開放さ れる金・土曜日で空いている日は自分の予定表では10日しかない ! 10月には再び1日から土浦、8日の鴻巣は無理としても、15日 は江の島花火も控えている。 9月は花火以外の被写体も入れとかないと・・・。 8月の「相棒の栞」は花火以外何もない。 AB型のバランス感覚で行くと?近ちゃんギャラリーのバラエティ ーさにも欠ける。 と言うわけで、夕方からのんびりと若洲公園まで出かけることに。 現着17時、夕方から曇りの予報だったので夕焼けも期待できなか ったが、とりあえず行くしかない。 行ってみて、作品として貧弱なら没にすればいい。 新潟や群馬北部へ行く事を考えれば、東京も多摩川を渡ってすぐの 大井埠頭方面だもの、近い。 若洲公園は、BBQや海釣りの出来る広々とした埋立地。 意外にも、ゲート・ブリッジへ上がる人は少なく、駐車場の車の数 からするとほんの僅か。 確かに、これと言った凄い眺めでもないし、この日は視界も悪く、 冨士山は勿論、港区や千代田区方面には靄もかかっていた。 エレベーターで8階まで上がると橋に出られるのだが、9階が展望 室になっているので試しに上がって行くと、ガラス張りの温室以外 何物でもなく、とりわけ展望が良い訳でもない。 唯でさえ汗かきの自分ゆえ長居は禁物、直に階段を降りて歩道に出 た。 心地よい風と言うにはいささか強めの風が吹き、帽子を飛ばされな いよう結構気を遣った。 橋の部分だけでも2,6キロもあり、とても全部を歩く気にはなれ ない。 丁度中間地点まで行き、引き返す。 橋脚部分は、180センチほどの高さのフェンスがあり、所々に合 わせガラス(おそらく強化ガラスの事と思う)で見通しが利くよう になっている。 意外に綺麗で透明感があり(こんなところを掃除しているわけない とは思ったが、それ程綺麗)試しにガラス越しに下を通る船を撮影 してみたが、それなりには写った。 残念ながら、三脚禁止で暗くなってからのビル郡の夜景撮影には、 かなり苦労した。 手振れでイラついたのと、大型車の通行で橋全体が揺れるのも気に しないとならない。 当然、ISOを上げF値を下げて頑張ったものの、画像は荒れたも のが殆ど。 と言うより、まともにブレ無しで撮れたものがびっくりするほど少 ない。 19時45分にはガードマンがチェックに上って来て、退去を促す 。 一旦車に戻り、三脚を用意、地上からゲート・ブリッジを何枚か撮 影。 どうも20時頃、車に戻っていた時、晴海や日の出、竹芝辺りから 定期船が出港したようで、それを知らなかった自分は橋とのコラボ を撮り損ねてしまった。 またこの日は、南風だったので、5月撮影時の飛行ルートで着陸す る飛行機はなく、逆にこのコースを通って離陸する航空機の数はホ ンの僅かで光跡も撮れませんでした。 自宅に戻り、構成を考えていたのですが、枚数は勿論、それぞれの 場所で撮った被写体の満足度がどれもイマイチ、そのままほったら かしにしておいた。 9月25日日曜日、ようやく傘の心配なく外出が出来る日が来た。 と言ってもキッチリ晴れた訳ではなかったが、其れでも本当に久し ぶりに日差しを感じた。 首都高速、横羽線を走っている時、少しの時間だけ青空が広がり、西に傾きかけた太陽がビルや工場群を明るく照らす。 光と影がこんなにもくっきり見えるのはほんとに久しぶりだ。 遣り残しの宿題を片付けるべく、再びのゲート・ブリ ッジへ急ぐ。 基本的に足りないのは、夕日をバックにしたゲート・ブリッジ、飛 行機の光跡、そして橋の上から手持で撮ったスカイツリーの失敗の 多さをリカバーする撮影。 よってこの日は三脚にカメラを据え、岸壁からしっかりトライ。 もとより冨士山は拝めっこないので、これは諦める事にした。 二日とも天候がイマイチだったので、綺麗な夕日や夜景は撮影でき ませんでしたが、自分としては60〜70点位の出来だと思い込むことに し、とりあえず「完」といたします。 撮影日:2016−9−10及び9−25 東京都江東区若洲3丁目にて |
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