1月の栞 『河口湖冬花火 1月15日観覧記』
| 今年も1月14日から2月19日まで毎週土曜日と日曜日に開催さ
れる。 受験シーズンを控え、最後のラストスパートに差し掛かる一月に、 河口湖花火が開催される事は、自分にとって息抜きには持って来い といえる。 勿論、日曜日しか行く機会はないが気分転換にはありがたい。 1月8日から9日にかけて降った雪は山中湖で60センチにも達し そうな大雪だった。 箱根乙女峠までは殆どなかった雪が、トンネルを越え、 静岡県側に入ると国道138号の両側には、まだ相当残っていた。 御殿場市内は綺麗に解けていたが、矢張り篭坂峠を上り切リ、 山梨県に入り国道を逸れて裏道を下る頃から日陰部分はアイスバー ンになっていて、他の部分のアスファルトが乾いている分、 それなりの速度で走っていると突然ブラックアウトしていて相当に 「ヒヤリ・ハット」状態に陥る。 ここでブレーキでも踏めば、車はどこを向くか判らない。 直線道路でアイスバーンが10メートルも続いていたとしても、こ こはアクセルぺタルから足を離すだけ、勢いで通過するしかない。 凸凹の氷でハンドルを相当取られることもあるから、両手でしっか りハンドルを持ち、0,8秒〜1秒ほどこらえる。 緊張が伴う一秒は長いものだ。 今回は、マンネリを少しでも避けるため、前段の寄り道場所を、新 倉浅間神社とした。 勿論、昨年の桜の季節に凄い人出の中、撮影に行っているし、ライ トアップの終わった深夜に出かけたこともある。 ただエアーポケットに嵌まった訳ではないが、夕景〜トワイライト タイムの撮影はしていなかった。 駐車場が17時閉鎖と言う看板があり、それをずっと信じ込んでい た事もあり、チョッと眼中から外れていた。 実際には、いつからか24時間開放されていて、ここに駐車出来る なら、後は398段の階段を登ればいいだけ。 とは言うものの、この階段を15キロ近いリュックを背負って上る のに途中で3回休んだ。 運動不足と体力の衰えと、体調が余りよくないことをこじ付けにし ながら、座り込んだ。 数人の人がトレーニングなのか、マラソンスタイルで上ってくる。 彼らは手ぶらだからまだいいが、もし機材を背負ってカメラマンが 平気な顔をして上ってきたら合わす顔がなかったが、幸いカメラマ ンは来なかった。 398段を上りきった途端、気が緩んだのか、気持ちが悪くなり、 背負ったリュックを下ろし深呼吸を繰り返した。 横になりたい気分だったが、 他の人に声をかけられ心配させるのも格好悪いので堪えた。 そう言えば昨年桜を撮りに来た時、どなたかがここから救急車で運 ばれて行った。 しかし、もし今自分がここでSOSを出しても、救急車は上までは 来ない。 なぜなら忠霊塔までの坂道は、至る所に雪が残り、アイスバーン状 態。 スパイクタイヤ(今時、一般乗用車用には販売されてない)でも履 いてなければ上れないし、 たとえ上れても下りる時はスケートリンクを滑るようなもの。 勿論、一般車も3月末まで登ることはできない。 階段を登り切った所までは寒さは感じなかったが、忠霊塔の後方ま で来たら額がビリビリ痛い。 車を降りるときマイナス5度である事は確認していたが、この展望台ではもっと低い気温である事は容易にわかる。 下吉田駅近くにお住まいで、毎日のように階段を駆け上ってくると いう方とお話をさせていただいたが、日中は物凄く強い風が吹いて いたと教えてくれた。 確かに今は驚くほど風がないくらいで、その分助かったが、それで も指先足先は動きが鈍くなっていった。 正月の初日の出の時も人で一杯だそうで、もしここでダイヤモンド 富士が見られたら、とんでもない事になるでしょうねと冗談でも言 っていないと、寒くて唇もブルブル、顎がガクガクして来そう。 日中余りにも風が強く、冬型が強すぎたせいか、この時期としては 珍しく夕焼けにならなかった。 雲は山中湖辺りからすっかり取れていたので、期待していたのにま さかまさかの展開。 今回は、とりあえずの撮影になってしまいました。 それで、リベンジの機会が必要となってしまったのですが、さて3 98段の階段をどうするか? 16〜35ミリレンズと5D,7Dの2台が減量ギリギリの妥協か な? 自分の体重の減量を棚に上げて、河口湖花火の前に再び行ける日があれば と。 4月13日から、これまでの水銀灯から、忠霊塔の赤を際立たせる 為のLEDライトが寄贈されるそうで、そうなればこの強烈に明る い光源が少しは弱くなり、トワイライト撮影も雰囲気が出てくるの ではと期待します。 今回お届けしました写真は、まともにこちらを向いたライトが入っ てしまっていて、雰囲気丸つぶれ状態です。 今年の4月13日以降の撮影は、またいつかの話として、現状で考 えられる方法は、夕焼けでまだ明るいうちに切り上げるか、撮影位置を工夫して両方は 無理としても一方だけでもライトを隠すことくらいかな? ファインダー内の画郭からライトをカットしても、実際には漏れた 光が入ってしまい、フレアが出ます。 写真って難しいですね。 出来たら、もう少し最適なLED照明の設置を望みたいところです。 何をどう勘違いしたのか、 熱海会場花火大会同様、花火の打ち上げが20時20分開始と思い込んでしまい、 398段の階段を下りたのが19時40分。 ふと思い返すと、20時打ち上げ開始だった事に気がつく。 車を止める場所と河口湖畔が近いのは、矢張り円形ホール。 他の場所で、駐車できずウロウロする時間は無い。 迷いなく円形ホール駐車場へ。 開始5分前に、湖畔の小道に出る。 結構なカメラマンの数にビックリ。 20人近くはいただろう。 適当に空いている場所に三脚を立て、セッティング。 勝手知った場所だから何とか間に合ったが、撮影途中、バッテリー 切れを示す赤い点滅表示。 唯でさえ7Dは電池の消耗が早いのに、極寒の忠霊塔での撮影で相 当負担が大きかったようで、最後まで持つのか心配になった。 ここはラストの銀冠だけは撮影したいので、途中撮影を中断し電池 交換となった。 今夜の月齢は16,8、月の出は20時頃ではあったが、山に囲ま れた河口湖では20時30分過ぎにならないとお月様は顔を出さな い。 当然冨士山は僅かに見える程度で、コラボするにはそれなりの長時 間露光が必要。 今回は、到着が開始ギリギリの時間だったこと(前露光の時間さえ なく)と電池切れ(カメラを微妙に動かした)と言う大チョンボを 犯したこともあり、小さい花火をズーミングし、二箇所打ちをルー ズで撮影するのがやっとだった。 ただ思うに、折角斎木煙火本店さんが担当してくれているのだから 、花火だけをキッチリ撮影すると言うのも礼儀かな?とも思った。 そう考えると、また撮り方も変わってくる。 小さくても聖礼花やパステルカラーが見られるのだから、撮り方一 つでデカクもなる。 2月中旬までの間に、色々やってみる価値はありそうです。 打ち上げ場所が三箇所なのは今迄通りでしたが、微妙に左右(畳岩 と八木崎公園)にウエイトが移っていて、今迄以上に目移りしてし まいそう。 因みに次回の満月は2月12日あたり(月の出18時45頃)です から、この時はしっかり冨士山を目立たせたい。 祈る好天! 撮影日:2017−1−15 富士吉田市新倉3353−1及び富士河口湖町河口3030にて |
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