10月の栞 『第16回 こうのす花火大会』
| 元々は「こうのす花火大会」も「土浦全国花火競技大会」と同じ7日開催の花火大会だった。 土浦の方は延期にせず、無事開催する事が出来た。 最も、午前中の 早いうちに雨が上がったおかげで、かえってコンディションは良か ったと言う連絡が入った。 今年も残念ながら行くことが出来ず、チョッと悔しい 思いがしなかったでもない。 仕方がない、10月第2週〜 3週は後期中間テストの私立中学校が多く、 自分が休めるのは8日の日曜日しかない(15日(日)はフル稼働)。 おまけに月曜日が祭日となって いて、13時半から22時まで、夕食を挟んで2時間半が三コマの スケジュール。 だから日曜日も、とんでもなく遠い処まで出かけて 、帰宅が日付の変わった頃と言うのではチョッとマズイ。 実は8日は、秩父の龍勢花火大会が行われる日で、 今年も下吉田のF氏から打診が来ていた。 又、東雲流の頭、K氏からも電話があったのだが、スケジュール的にきつく、お断りをした (午前3時に自宅を出て朝方到着、それから延々と17時まで、 その後片づけを手伝い、ご馳走になって帰宅するのは日付が変わっ てから)。 そんな訳で,長野県佐久穂町の「白駒の池」のドウダンツ ツジの紅葉でも撮影に行こうかと思いつつ、早朝出発予定が見事に 寝坊。 日中行ったところで、人、人、人、プラス、カメラマンで、 行く意味なし。 ポスターに出てくる白駒池のあのポイントは、 木製の狭い桟橋のような所から撮るので(少なくても10年位前は )、順番待ちの、交代制だった。 だから、日が昇るか昇らないうちに三脚を構え、できれば無風状態を狙い、湖面の反射の美しさを狙うのがベスト。 10月2日の段階で見頃とあったから、もう遅い かな?と言う懸念もあり断念。 念のため昨日の雨で、もしかして「こうのす花火」が中止になって いないかチェック。 ビンゴ!ずばり今日になっていた。 「土浦」が 延期になることは旅行会社のバスツアーだけでなく、イオンの営業 上(まさか土日とも休みにするわけには行くまい)の関係で、まずあり得ない。 その点、「こうのす」は、あの広大な荒川河川敷だか ら、雨の影響を受けやすい。 まずは風向きをチェック。 東の風、風力3、変な風向きだ。 別な天気予報を見ると東南東の風向が出てい たので、「南」の一文字を勝手に拡大解釈をして御成橋側を選択。 続いて圏央道の渋滞をチェック。 すっかり渋滞のトラウマになっ てしまい、全く信用できない高速道路と成った感が強い。 幸い13 時の時点で、中央道合流付近で5キロの渋滞と出た。 午後を回って 、次第に下りの混雑も解消、今度は小仏トンネル先頭の上りの渋滞 が間も無く始まるころ。 14時出発。 この時間帯だと交通量は多いが、全く渋滞無し。 圏央道、桶川・北本ICを降り、およそ110分で 荒川御成橋手前まで来てしまう。 返って早く着き過ぎたなと思いな がら、県道27号線を走っていると、橋の手前から左側に入る生活道 路が軒並み進入禁止となっていて、ガードマンが立っている。 嫌な予感は的中し、橋の手前から左に下り河川敷に通じる道もロー プが張られ、進入禁止になっていた。 2012年にカメ友のW氏と来た時は、何の苦もなく手前から河川敷に降り、どこでも車が止められ、立ち入り禁止区域 も相当前方でユルユルだったのだが。 一旦、この長い御成橋を渡り、 Uターンするのに随分と焦っていたせいか、時間がかかったように 感じた。 もう一度橋を渡りきった所を左折。 こちらは全く規制なし 。しかも左折して直ぐの民家では2000円で有料駐車場を開設 していた。 空きは有ったが、ロケハンも兼ねて付近を走ってみた。 勿論歩く距離は短いに限るが、 帰りの脱出の事も考えるとむやみに近ければいいと言うものでもな い。 日ごろの運動不足を考えれば一キロくらいは重い荷物を背負っ て歩いた方がいいかも知れない。 と言うわけで、少し離れた空き地 をチョイス。 農作業用の駐車スペースだろうが、もう16時を回っているし、日曜日だからいいだろうと・・・。 因みに、忘れ物を取りに17 時半に車に戻ると、はるか手前から長蛇の縦列駐車、 自分が止めた付近は無法地帯と化していた。 撮影場所は御成橋の下。 既にそれなりの三脚とブルーシートやデッ キチェアーが置かれてはいたが、所々にスペースがあり難儀はしな かった。が、しかし、いざ三脚を置いてみて、ここではだめだという ことが判明。 電柱と4尺の筒が重なるではないか!急いで他の空き を捜すものの、似たり寄ったり。 「やられた!」みるだけならとも かく、写真に残すと成ると、致命的場所設定のミスに近い。 2012年に伊勢原のK氏と草刈までして確保した場所は、今回の場所より20メートルから30メートル前方なのだが、なぜかカメラマン が2名しかおらず、あの時ずらりと並んだ三脚の壁はなかった。 許された人だけが入れたのか確認は出来なかったが、自分もあえて 前方まで進むことはしなかった。 と言うのも目と鼻の先と言ったら 語弊があるが、相当近い場所に4尺の筒が土嚢に囲まれて立っていて、恐れをなした。 別に怖いと言う意味ではなく、 こんなに近かったら16ミリレンズで収まるのかと言う恐れだ。 おそらく他のカメラマンが前へ出るのを躊躇したのもそこら当たりに起因するのかもしれない。 結論から言うとその判断は間違っていた。 記憶が正しければ、かつてはなかったであろう電柱がそこに立ち、電線が横断していた。 画 郭オーバーの心配と電柱の入り込みとの天秤だろうけれど、最近は 修正すれば、それさえも消せると言う。 勿論そんなソフトも方法も 知らない自分、やむを得ず「電信柱付」の目障りな写真をアップす る事になった。 お許しあれ。 一層の事、足場は悪いが法面まで上がっ てしまった方が良かったかも知れない。 花火撮影の二大要素、天気( 風向き)と場所設定、そのうちの一つが瓦解した。 もう一つ結論を言うと、16ミリ横位置で十分入る。 おそらく20〜22ミリで、下部に田圃を大きく入れなければ、 前方でも十分入るのでは? 昨年、 自分はこの大会には出かけていないが、4尺は高くあがらず打ち上げ失敗だったと聞く(筒が破壊したとの情報もあり)。 その影響からか、打ち上げ位置が又変わったようで、 今回の4尺の打ち上げ場所も移動していたようだ。 だから、 昨年の経験があまり生かされず撮影に臨んだカメラマンも多かった のではないか?と想像する。 更にもう一つ結論を言うと、 今年の4尺(3,5尺と言う人もいるが)は見事開花した。 形こそ 歪だったが(やや縦長)、アルプス煙火さんの面目は保たれたと言える。 ただ小割が入っていないので、写真写りは悪い。 自宅を出てしばらくして気温27度くらいを記録していた日中だったが、 日が落ちると共に後方からの風が強い事と相まって、相当に冷え込 んできた。 大方の見物客は慌てて車に防寒着を取りに行った。 隣の 女高生三人組は、なんと寝袋の中での観覧を決め込んでいた。 これが東の風と言えるのか? ほぼ後方から風力5程度の南風とも思える強めのそれが吹き、メイン会場は相当の逆風だったと思われる。 何度も、燃えカス注意のアナウンスが流れ、その他の中断も多かった 。 スタートかから花火打ち上げ現場のトラブルで、「偉い人たち 」の挨拶の後、10分ほど空白の時間があり18時30分近くまで 待たされた。 こういう時に、とっさにDJポリス張りに話が出来る人が居ないのが、日本の日本らしいところ。 延期になった経緯について、荒川の増水がどうだったのか、 そのため設置が出来なかったとか、商工会議所青年団の中に話の上 手いDJポリスがいてもいいのに・・・。 そう言えば数年前に比べ て、内輪でのお祭り花火的な雰囲気は大分薄れ、 結構普通の進行になった感はあった。 商工会議所青年部も青年から 働き盛りの壮年に成長した様だ。 プログラムも、スターマインが増 えた感じがしたが一部の大型スターマインを除いて、 尻すぼみ的終了が目立ち、音楽のボリュームを下げると同時に寂し い終わり方をす作品が目立った。 他方、30万円の同時対打ちは、 なかなかいいものがあって結構楽しめた。 元々、 四尺玉をラストに上げる「鳳凰乱舞」だけがクローズアップされが ちな大会だったが、若干バランスが良く成って来た感じがした。 しかし、まだまだ地元の煙火業者さんと、ラストを飾るアルプス煙 火さんとではギャップがあることは明らか。 途中の盛り上がりとかに工夫は必要だが、それよりも、もう少し上 げ方に工夫を凝らせばいいものが出来るのでは?と感じた。 それにしても、矢張り「こうのす」の売りは尺玉300連発の中に含まれる三尺玉と、ラストに上げる4尺玉であることは疑いない。 鳳凰乱舞のプログラムを前に気を持たせた訳ではないだろうが、 立ち入り禁止区域に人が入り込んだとの理由で、 5分ほど打ち上げまで待たされた。 「もう少しスムーズな流れが欲 しい」と言いたいところだが、煙の掃けを思えば、電車組みには帰 宅時間が気になるところだろうが、間延びも有りか? 久しぶりの観覧だったが、当初期待していたより(過去2度ほど出 かけたときのイメージもあるが)、数段満足の行く大会だった。 撮影日:2017−10−8 埼玉県鴻巣市滝馬室・御成橋下、橋脚付近にて |
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