相棒の栞  モバイル版

山梨県甲府市平瀬町付近にて
撮影日時 : 2017−11−15
11月の栞 『4度目の御岳昇仙峡
12日の日曜日の消化不良が数日続き、水曜日を迎えた。
前日の火曜日、一日中雨が降ったり止やんだりしていた。そして、 その雨は夜半には止んだような?
こういう条件だと、「天鼓林」の もみじが気になって仕方がない。
奥の細道ではないけれど、道祖神 の招きにあひて・・・の心境。
きっと落ち葉がシットリ濡れて、紅 葉も見頃だろう?8時頃なら平日だから人物を入れないのは勿論だが、カメラマンも来ていないか、いても一人か二人だろうなあ?
勝手に想像していると、なぜか天鼓林だけでもキッチリと撮りたくな った。
勿論時間があれば一番最後に、太陽が高くなった時の「長澤 橋」の撮影も試みたかった。
中央道双葉SAからスマートインターチェンジを利用すると、昇仙 峡は本当に近くなった。
以前は、国道20号線を韮崎方面目指して トロトロ走ったのに・・・。
もっとも、平日の7時半過ぎなので、 朝の車の量は多く、信号も2回待ちが2回ほどあり、 対向車線の渋滞の列も長かった。
お仕事へ行く車なので、 その時間に走る自分が気が引ける。
日曜日とほぼ同じ時間に「 長澤橋」を渡り、旧7号通称昇仙峡ラインへ。
平日は9時から17 時まで天神森から荒川の上流方向への一方通行。
余程の事がない限り、とても対面通行は困難な道幅。
余程の事と言うと例えば、反対側から救急車が下って来たとか?
軽自動車ならすれ違いは容易だが、3ナンバーには道幅ギリギリのところもある。

とりあえずは「天鼓林」を目指す。
ここには車が4〜 5台は置けるし、道幅も広いので路肩にも止められるので、 ありがたい。
予想通り、落ち葉はシットリ、 イロハもみじはまだまだ見頃の真っ最中。
カメラを持ったカップル がいたが、他には誰もいなかったので腰を落ち着けて撮影する事が 出来た。
もっとも、天神森から上って来る車も時間を追って多くな り、いささか焦る。
その多くが路肩に止めて、数回シャッターを切 り、数分で立ち去ってしまうのだが、ここの撮影はそんな浅いものではない。
奥の深さからいえば、昇仙峡の中でも撮影し甲斐がある場所の一つだと思う。
因みに、撮影のし甲斐がないのは、ハッキリ 言って「仙娥滝」。
あの限られた場所からは、誰が撮ってもほぼ同 じ。
勿論、前回の昇仙峡撮影メモで申し上げたように、 時間によっては虹が写り込む事もある。
しかし、それ以上のものはない。
ライトアップも撮影してみたが、別にそれほどの感動もなかった。
もし、7色の虹色のライトで照らしてくれれば、 多少は綺麗かも?タダ所詮その程度。
「天鼓林」は、目線の高さ、 枝の交差の仕方、松の幹をどう絡めるか?ベンチの生かし方あるい は隠し方、東屋の利用など。
そこに立って頭と目を存分に働かせ、 心に反射させれば、結構楽しい。

「天鼓林」から下ること20メートル程の所の紅葉も、大変綺麗。
ここは微妙に葉の色が異なり、緑・黄・赤がグラデーションになっ ていて、どこを切り取るかで凄く綺麗な一枚が完成する。
実は自分 が写真に興味を持ったのは、たまたまここで撮った紅葉写真がビッ クリするほど綺麗で(当時は、ニコンF50と言うフィルムカメラ だったが)、まだあの頃は写真屋さんに現像を頼んで、出来上がっ たら取りに行く時代だったので、店を出て、路地の片隅で出来上がった自分の撮った写真をめくり、自分で自分の撮った写真に感動し たのが、写真に興味を持った初めだったのではないかと記憶してい る。
それで、初めてここで撮った「天鼓林」の写真を、今回は上回った のかと問われると、いささか答えに困ってしまう。
逃げの回答としては、フィルムとデジタルでは比べられないと言う事。
デジはカメラ内でもいじれてしまうので、例え、 プログラムオートで撮ったフィルムカメラの「もみじ」 であっても、その美しさが素晴しければ、デジで撮ったものとは比 較にならない。
もっと言うなら比べてはいけないかもしれない。
デジはその場で撮影した画像を見ることが出来るから、 暗さは勿論、WBを変えれば、行く通りにも撮影可能。
フィルムは 現像してみないと判らないから、後日発表の宝くじのようなもの。
よって自分的にはデジカメで撮った写真は出来るだけ自然の色に近く尚且つ色が綺麗であればいいと思う。
後はアングル、画郭、 WB、F値の順かな?
今のところ、パソコン処理が出来ない事が、 逆に救いかもしれない。
話を元に戻し、「天鼓林」周辺の狭い場所にも拘らず、あっと言う 間に2時間がたってしまった。
急いで天神森市営Pへ向かう。
向かうと言っても、既に一方通行の規制がかかっているので、今はやり の「逆走」は出来ない。
一旦グリーンライン下迄行き、そこから右 折し「長澤橋」を目指す。
太陽が高度を上げてくれていたので荒川 の川底まであと少しで光が届きそうな、いや、もしかして届かない うちにここを去る羽目になるのか? 微妙なところ。
時刻は11時。
30分だけ渓谷沿いのコースを歩き、 30分経ったらUターンして戻って来る事にし、ここに居るのは1 2時をリミットとする。
景色を確かめながら立ち止まってはアング ルを決め、いいと思ったら三脚をセットする。
次々に来る車にも相当気を遣いながらの撮影は全く捗らない。
紅葉シーズンだけでも平日は地元許可車両のみの通行にしてもらいたい。
歩行者、ドライバーともに気を遣っての通行である事は自明 だ。
結局千田橋まで行き、 橋を渡って坂を上がったところで11時半。
帰り道は下り坂なのと 、撮影はそこそこにして11時50分、再び「長澤橋」を撮影した後、12時にPを出て帰路についた。
自宅到着は14時50分。
その日の授業で、思ったほどは眠魔が襲って来なかったのは救いだった。

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