4月の栞 『上田市南部塩田平地区の三寺(巌谷堂・前山寺・大円寺)』

近藤師匠は、可なり以前から全国一本桜巡りをされ、 既に大作と成っている。
本来、 その一本桜を尋ねる運転手役だったのが自分で、 それは今でも変わらない。
今回、三つのお寺を調べ上げ、 そこに撮影するに値する桜があることは間違いない事だったが、 残念ながら巌谷堂のエドヒガン以外は一週間早かった。
それでも境内には、他の桜もあり、 見頃のものもあったので自分としては、師匠が、 本数増加を喜んでくれたので、足を運んでよかった。
残念ながら巌谷堂の桜は南東に面した崖にへばりつくような土地に あり、我々が訪れたときには既に日は逆光に近く、 桜の木に十分な光が当たる時間を過ぎていた。
想像するに朝日を浴びた樹齢800年と言われるこの桜を撮影でき たら、その迫力も十分伝わるのにと思った。
ルート上は大円寺へ先に行くつもりだったが、ナビでヒットせず( 後で別な調べ方をしたら、ちゃんと出てきたが)、 前山寺へ行くことにした。
上田市前山300番地で直ぐに検索できたからだ。
ここだけ拝観料200円を取られたが、 弘法大師が開いた由緒あるお寺だし、 室町初期に建てられた三重塔は、「未完成の完成塔」 と呼ばれている、「百聞は一見にしかず」の意味ある国の重文なので致し方ない( 一見しても寺社音痴の自分には、どの部分が未完なのか解りませんでしたが)。
三番目になってしまった大円寺は、 冨士山4266のアドレスを入れても「付近の住所をご案内します」に なってしまい、イマイチ当てにならず。
やむなく「近くの寺」で検索すると出た。
前山寺の住職が、辞する直前の自分を呼び止め、「 先ほどのお訪ねのお寺さんは大円寺で、 まだカタクリが咲いているんじゃないかと思います。」 と教えてくれていたので行くしかない。
結論から言うと、 立寄った甲斐は有った。
夕日が山に隠れようとしている17時過ぎだったので、桜の発色は最 悪だったが、見事な枝垂れが7分咲き程度で迎えてくれた。
住職が教えてくれたカタクリも既に見頃は過ぎていて痛みが激しか ったが、折角なので師匠共々カメラに収めた。
ここの特徴は立派な枝垂れのみではなく、 手入れの行き届いた盆栽をデカクした様な( といったら褒めすぎか?)二本の松の木だ。
枝垂れ桜が六地蔵に降り注ぐ様も趣があり、 欲を言えば巌谷堂より先にここを訪れるべきだったと痛感した。
それ程、周囲の静かさ、のどかさにマッチした、いい雰囲気の寺だった。
以上三つの寺に関しては写真を一律14枚に絞り、更に丸子公園、 依田川堤防の被写体は極力近藤師匠の手間を省くため割愛させてい だきます。

撮影日:2017−4−16 巌谷堂=上田市御嶽堂84 前山寺=上田市前山300 大円寺=上田市冨士山4266

第一部=巌谷堂を拡大写真でご覧頂けます。
第二部=前山寺を拡大写真でご覧頂けます。
第三部=大円寺を拡大写真でご覧頂けます。

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