7月の栞 『第35回蒲郡まつり納涼花火大会〜鼓動・BEAT』

昨年、この花火大会には行っていない。ドウシテだろう?
記憶が曖 昧で、はっきり思い出せない。
そこで、8月の「相棒の栞」を 見ると、ちゃんと書いてあった。
天候が悪くて「やめた」と。
「記憶がない」「記録が残っていない」で、社会では言い訳と してさえ通用しない。
そう言えば言う程、その人個人の信用がどん どん失われていく。
言うだけ損。
「後から捜してみたら、出てきた 」のなら、それをはっきり示せば、信頼は元にまで戻らなくても、 可なり回復する。
場合によっては、評価を上げる事さえあるかもしれない。
仕事をし、生きて行く上での人間とし てのイロハだ。
国会議員にしても、官僚にしても、地位が高いと自 分も周囲も自然に『偉い人』と思っているので、態度が横柄になっ て行く傾向がある。
それと引き換えに、誠実さや正直さを、どんど ん減らして行くのでは?、と感じる。
元々、彼らは失敗もなく生き残っ ている人たちだから、何が何でも地位にしがみつき、人生を成功者 として終わることだけ考え勝ちだ。
ただ、「成功」とは一人ひとり定義が異なる。自分が自分で納得出来、心から自分にウソをつかなかっ たなら、それだけでも成功だし、満足感も得られると思う。
「『記 憶が御座いません』、あの時はああ言うしかなかった。」そう自己 弁護して、悔いを残して残りの人生を送るのか?
首相であろうと、 大臣であろうと、一国会議員であろうと、彼らの発言や行動から、 反面教師的に学ぶ事が多いのは、決して良い事ではないが、得られ るものとして、評価できるのは、この点ぐらいなモノだろう!?

三ケ日のK氏から、今年も長岡花火の有料席を確保しましたとの嬉 しいメールが届いた。
その際、「蒲郡花火は、会社の会議が入って いて、到着が遅くなりますが、行くつもりです。
風向きにも因りま すが、今年は竹島を入れて三尺を撮りたいので、初めてここをご案 内した時の岸壁で撮ります。」との事だった。
当然、自分も一度は竹島を入れて撮影したかったので、「お会いできる事を楽しみにして います。」と、返信した。
13時に自宅を出た。
天気ははっきり言 って良くない。
梅雨明け宣言を当てにならない誰かがした後、梅雨 らしい天気が続く。
まず、箱根で降り、新東名に入ってからは、路 面はウエット・ドライ・ウエット・ドライの繰り返す。
そして時々 霧雨あり、小雨あり、そして晴れ間も覗く。
そんな情況が新城(しんしろ)(静岡・愛知の県境)付近まで続いた。
今回は元々「ダメ もと」で出かけた感が強い。
願わくば、ゲリラ豪雨だけ免れればい いと思った。
気が付けば豊川インター手前からは雨が降った形跡はなく、天気も雨雲こそ見られるものの、曇り。
雨の心配はあまり 感じられない明るさだった。
しかし、実は大幅に時間が押していた。
新東名富士川トンネル(4545メートル・新東名では2番目に 長いトンネル)内で事故があり渋滞していた。
当初渋滞一キロと表 示してあったので、そのうち解消するかと思ってそのまま走ったの が判断ミス。
トンネル手前の表示が3キロに変わっていた。
つまり 処理が遅く交通渋滞が緩和解消されるどころか返って増加。
30分 以上ノロノロ運転と停止を繰り返した。
同じ渋滞でもトンネルの中 だと、どうしても日本坂トンネルの大惨事を思い出してしまう。
おかげで、蒲郡インターを降りたのは17時半。
丁度K氏からメールが入り、現着の一報。
「今どこですか? 撮影場所は確保できますが、駐車場は満車です。」とのメールに、「 とても、開始までに市内に入れないので、豊岡湖公園で撮ります。」 と返事。
急いで行き先を変更した。
元々、 16時半には到着していなければ駐車場は満杯になってしまうだろうとは思っていた。
彼からの現地報告で、判断も楽になった。
ありがたい限りだ。
豊岡湖公園は、昨年天候が思わしくなかったので 、諦めた場所だったので下調べはしてあった。
蒲郡インター側から入ると完 全な裏道なので、入り口を間違えると、厄介な事になるのだが 、その入り口も明るいうちは標識が分かるが夜間は「えー、ここを 入るの」と言うくらい細い道。
湖と言うには小さく、貯水池と言った方が当てはまる。
周遊道路だから迷う事はな いが、道は狭く、落石あり、上から蔓(つる)植物が垂れ下がって、車の ルーフをかすめるので、走っていていい気分ではない。
やがて、池の向 こうに何か立っているものが見える。
かなりの数の三脚のように見 えたのは、老眼のせいか?いや老眼なら遠くが見える筈。
木立の隙 間からだったから、良くは見えなかったが・・・。
カーブを曲がっ て見えてきたものは縦列駐車車両だった。
そして堤防の上には紛れもな い三脚の列。
こんなところから撮影する物好きは、そんなにいない だろうと高を括っていた自分が甘かった。
車は止められない、 三脚は置けるのか?一瞬焦る。
まず、少々無理をしてでも止める場 所を探さなければならない。
幸いにも車がやっと入れる木立の間( 普通ならぎりぎりなので遠慮したいような車幅)に突っ込む。
そこは芝生公園の駐車場。
ここから堤防の上までは急な階段を50 段ほど上がらなくてはならないが、車が止められただけラッキーと 思うしかない。
まずは三脚2本を持ってロケハン。
通路手前から続 々と並ぶ三脚。知り合いでもいてくれればと思いながら歩くも、 一人もいない。
当たり前だ。
皆「豊田おいでん祭り」の花火大会へ 行っているに決まっている。
磯谷煙火と加藤煙火では勝負にならな いと多くの人は考えるかも知れない。
しかし、実際の玉とロケーシ ョンを鑑みると、一概には決めて欲しくない。
加藤煙火さんも、 その玉を見ると、どこかの煙火業者のノウハウをしっかり会得して いるか、注入している作品もあり、侮れない。
前半は「一昨年より 可なりレベルが落ちたなあ」と感じたものの、中盤以降は「 なかなかやるなー」と感じたほど。
コンピューター制御も、可なり 緻密で、熱海のイケブンさんのデジスタに勝るとも劣らない時間差 を駆使していた。
三尺も三本とも綺麗に開花し玉名に違わない見事 な開花だった。と、ここまで記して来て、 がっかりさせたくはないのですが、尺玉以上の大きな花火は半分し か見えませんでした。
上空の低い雲が厚く覆っていたから。 もしかすると、4キロも離れた、この場所からだから見えなかったのかもしれません。
とにかく半分だけ見て楽しむしかなかったので す。
ですから本来なら近ちゃんギャラリーのアップは「無し」 でもいいんですけれど、折角地上450メートルまで上がり、 そして海面すれすれに引き先を伸ばしてくれた三尺玉は、例え、 半分が雲の上でもお見せしたいと思いました。
チョッと残念な花火大会でしたが、機材を片付け始めると、隣の若 い女性3人組(仮にその3人を、スマイル・レディーズと命名)が 、LEDライトを持ち、ハートのマークをつくりカメラ(コンデジ ?)で撮り始めた。
手を動かす速さと、タイマーの具合がなかなか 難しかった様で、何度も繰り返しているうちに、ついに成功。
ついついモニターを覗きたくなって近寄る。
「 キャー変なおじさんが来たー!」と逃げ出しは・・・しない。
と言うのも、その前に彼女たちの友人が車の中で熟睡していて、その友達を迎えに行って来る間、ちゃんと荷物番をしていてあげたから・ ・・。
すかさず、赤色LEDを、「ハートなら、赤でしょう!」 と言って渡す。
その後、星型や、 スマイルの顔まで色々光の光跡を楽しんで大盛り上がり。
彼女らの内、一人が撮影担当なのだが結構センスが良くて、 上手に撮影していました。
自分も横から数枚撮影。
この時ばかりは、大幅に女性のカメラの方がバッチリ上手に撮れて いました。
安城市から来たという女性たちは、昨年は「 豊田おいでん」と「桑名」を見て感激したそうで、 そのときの花火を見せていただきました。
スタマが完璧な画郭で収 まっていて、「やるなー」って感じ。
「自分は桑名へ行ったことが ない」と言ったら「絶対行くべきだ」と言われてしまった。
花火仲間からも「一度行ったほうがいい花火大会」だと、 つい先日言われたばかりだったので、より記憶に留まった事には間違えありません。
その後、幽霊と霊感の話など夏に相応しい?話を30分位し、別れた。
三尺玉は半分しか見えなかった分、その半分は「スマイル・レディーーズ」 との会話で楽しい「ひと時」を送らせてもらった(その時の光跡は最後 に数枚添付)。
機材を積み終え、豊岡湖公園をでたのは22時。
元々渋滞するはずのない山の上だから、終わって直ぐに出発しても、たいした混雑で はなかっただろう。
蒲郡インターへは向かわず、国道23号線を主に使って、1号バイパスに入り4時間半かけて、一般道オンリーで 帰宅した。
これから、8月には有名処の花火大会が目白押し、少しでも体力のあるうちは下の道(一般道)を使いたい。
花火仲間の多くは、行き 、又は帰りに、一般道利用して節約している人が多いのも事実です。
お互い、軍資金が無尽蔵にあるわけではありませんから・・・。

<追記>後日、三ケ日のK氏から、山野グランド付近から、竹島を入れて撮影した時のメールが届いた。
橋の欄干の灯りと三尺は絵に なるけれど、スターマインは遠すぎてイマイチ。
との事だった。
又、岸壁近くからの撮影でも、矢張り低い雲が立ち込めていて、視 界はよくなかったそうだ。
諸条件が重なり蒲郡市内にまでたどり着けなかった自分にとって、K氏に申し訳ない気持ちと、豊岡湖公園 に切り替えた事が大失敗までには至っていなかったことに多少はホッ とした。

撮影日:2017−7−30  愛知県蒲郡市豊岡町曲り田110番ー262号・豊岡湖公園にて

第一部=「豊岡湖公園のようす」を拡大写真でご覧頂けます。
第二部=「蒲郡まつり納涼花火大会」を拡大写真でご覧頂けます。

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