相棒の栞  モバイル版

福島県会津若松市一箕町にて
撮影日時 : 2018−11−3
11月の栞 『第3回会津花火=戊辰150周年』
18時頃を境に、風向きが180度近く変る予想が出ていた。そして丁度その頃、無風になり、打ち上げ開始時間と重なる。
スッカン沢を出発したのが、13時少し前。ナビに高速経由と一般道経由を入れても、時間的には変りはなかった。共に到着予定時間は15時45分〜16時。むしろ、ここからだと高速の方が遠回り。そのまま県道56号を塩原方面へ北上した。しかし、この道、途中から道幅が狭くカーブの連続で、低速走行を余儀なくされた。時々来る対向車とのすれ違いが厳しいのだ。両側に落ち葉が帯状に続いていて、狭い道をさらに狭く感じさせる。初めて通る道なので、どこまでが道路なのか判らない。一度縁石に乗り上げたが、幸い低い段差だったのでアルミホイールは無傷で済んだ。対向車ともヘアピンでニアミスもした。要するに、筋肉痛が影響して足が攣ったり疲労の為、全ての反応が鈍くなっているのだ。そこへ持って来て、この走りにくい道は最悪だった。きついヘアピン下りカーブを降りて、国道400号線に出た時は、周囲の開放感が一際嬉しかった。ここからは余分なギアチェンジもせずに済むから、クラッチを踏む左足が多少攣り気味でも何とかなる。地方の国道ゆえ、車の量は少なく、途中の紅葉は見頃を迎えていた。それを見たさに、ゆっくり走る車もいて、気持ちはわかるけれどちゃんと走るか、脇に車を止めて見て欲しい。国道121号に入ると、流石に幹線国道だけあって、流れはゆっくり目。会津鉄道と並行して走り、やがて「塔のへつり駅」の標識。2015年の2月を思い出す。そして、少し行くと「大内宿」左の矢印。「大内宿」の紅葉はどうなのか?気にはなったが時間が無い。ナビの到着予定時間を1分ずつ短縮するのを楽しんで、会津若松を目指すしかない。

今年は「背あぶり山」の別なポイントを調べておいたので、まずそこに寄ってみたかったのだが、目的地到着が16時を少し回ってしまう。生憎駐車スペースがそれ程無いところなので、先客がいた時は山を下りなくてはならない。となると、初めから安全パイを狙った方が好いと判断。つまり、昨年と同じ住宅団地となってしまう。しかし、こことて車が止められるかどうか?到着は15時半少し前だった。意外にもガラガラ、4台ほどしか止まっておらず、案ずる程でもなかった。出足が遅いのか?こんな場所人気が無いのか?三脚も8台ほど。しかも一人で4台所有しているカメラマンだったから、人数的には5人ほど。此れなら16時頃の到着でも大丈夫だと思った。

今回は、南側の広い道路に面した歩道に多くの三脚が並んでいた(小野里先生もそこから撮影されたようです)。同時に昨年おびただしい数の車がこの道路に押し寄せ、警察との「イタチゴッコ」又は「もぐら叩き」状態で、花火打ち上げ中、パトカーのアナウンスがひっきりなしに聞こえていた。今年は、さすがに住民からの苦情もあって、花火見学を牽制する駐車禁止の立て札が至る所に立っていた。自分も全く昨年と同じ場所での撮影よりは、こちら側での撮影でも良かったのだが、昨年の喧騒を知っているだけに躊躇せざるを得なかった。結果的には、杞憂に過ぎなかったのだが。

今年も昨年同様、綺麗な夕日が見られ、すばらしいトワイライト・タイムを拝むことが出来た。開会セレモニーの後、戊辰150周年・戦争慰霊花火が突然上がった。長岡花火の白菊に似ていたが一発だけ。かろうじて撮影は出来たが、唐突だったので慌ててしまい、縦位置撮影には失敗してしまった。黄昏時の空に白色が綺麗だった。ただ、どうもこの晴れの空模様は、花火にとってはあまりいい傾向ではなく、これまた昨年同様、途中から煙が滞留し始め、メイン会場では逆風気味なのか、煙が動かないのか?「火薬の匂いがしますね!」と、FM愛’s(エフエム会津)の実況中継をしている女性アナウンサーが、石井さん(花火鑑賞士)に話しかけていた。この高台でも、途中からスターマインを二分するように煙が横長に滞り、全く昨年と同じような写真撮影となって行った。どうもこの気象は会津盆地特有のもののような気がしてならない。

自分の記憶が正しければ、一回目と二回目までは全国初の千輪花火のコンテストをうたい文句にしていたようだったが、今年は大会の名称変更と共に、千輪花火のトーンが弱めになった感があった。というか、スターマインの規模が格段に広がった。煙火店の千輪花火への参加も10社で、結局「市民花火」や「テーマ花火」そして「エンディング」のスターマインに押し切られてしまう感じになってしまい、当初のうたい文句との「かけ離れ」が少し気になった。スターマイン系も、極力千輪花火を取り込むなどして、当初のポリシーは堅持してもらえればと思った。
齊木煙火本店さんと紅屋青木煙火店さんの傑出したスターマインの作品が見られた点は良かったとは思いますが、プログラムに掲載されている煙火店の数の多さに比例した大会かと言われれば?マークがつきます。「煙火店列挙」が「客寄せパンダ」でないことを希望します。

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