| 2月の栞 『山中湖ダイヤモンド富士ウイークス(アイスキャンドル・フェスティバル)』 |
今日は土曜日だけれども、敢えて休みにしておいた。
もう5年以上 前から行きたい「祭り」があるからだ。
勿論、踊りや神輿ではない 。
新潟県長岡市で行われる「雪しか祭り」だ。
ジャンボ・スノー滑
り台、雪壁のぼり、竹スキー、アルパカふれあい広場、餅つき大会
、ヘリコプター体験搭乗、etc 。
「オイオイ子供向きのイベントではないか!」と言う声が聞こえそう。
実は、18時から30分程行われる花火大会に是非とも行き
たかったのです。
長岡といえば毎年8月2日3日に行われる花火は
有名ですが、この「雪しか祭り」にも多少似たスターマインや、
ラストには2尺玉も打ちあがるのです。
距離が距離なだけに、確率の低い曇りや、もっと確率の低い晴れの日を心待ちにしているので
すが、今年も叶いませんでした。
前日の金曜日は、そこそこ長岡の天気は良かったのですが、土曜日
の予報は「暴風雪」。
この熟語を聞いただけで尻込みしてしまいました。
大雪、風雪、
雷、なだれ、着雪の各注意報が出ていれば、躊躇することなく断念。
メディアの影響からか、脳裏に浮かぶのは、大雪の影響で1500台以上の車の大渋滞で、丸一日以上全く動かなかった福井県の国道8号線のニュース。
首都圏では、首都高・山手トンネルの10時間近い渋滞。
あれ以来、交通情報では「極力『不要不急』
の外出は控えて下さい。』と盛んに連呼している。
そんなことも心のどこかに引っかかっていて、客観的に見て長岡行きも『
不要不急』に該当するのか?と自問自答してしまう。
「行きはヨイヨイ、帰りはコワイ。」に成りかねない。
「雪しか祭り」の花火は、これまでも雪が降っても打ち上げられた実績がある。
雪や湿気、無風で見えなくても、メッセージ花火はお金
を集めて打ち上げるので、スポンサーのことを考えれば打ち上げる
しかない。
余程の悪条件で無い限り(今年は珍しく翌日順延になったが)。
帰路、関越道がもし事故や大雪で通行止めになったら、
一般道の国道17号線で、三国峠越えは余りにも酷だろう。
実際には翌日順延になった「雪しか花火」は、綺麗に見られたそうだ。
大会関係者のご苦労が報われて何よりだったと思う。
この日、雪国で行われているイベントは、何れも天候が良くない。
先週の土曜日に開催された大内宿の花火が、もしも今日なら行っただろうけど・・・。
又「雪しか祭り」
と同等に関心があった十日町の雪祭りもチェックはしてあった。
でも矢張り新潟だ。
そんなわけで仕方なく山中湖と河口湖へ。
過去3回ほど行っているし(うち2回、2013年、2016年近ちゃんギャラリーにアップ)、ダイヤモンド富士も自分の中では大分関心が低くなって来ているのだが、他に目ぼしいものが見つから
ない。
土曜日なので混雑を考え、 13時15分にテンションが上がらない気持ちを引きずりながら家を出る。
15時半過ぎに臨時駐車場へ。
今年は、
アイスキャンドルのメイン会場が湖畔近くの広場から、第二駐車場
横のステージ(山中湖シアターひびき)前へと変更になっていた。
広さは広くなり、キャンドル数は多くなったかも知れないが全然綺麗でない。
雪も殆どない状態の芝生。
建物を挟んで冨士山を拝んで も、全然いいとは思わない。
別にこの日のために尽力された関係者が悪いわけではないのでしょうが何らかの理由で、こうなったとし
か考えられません。
16時過ぎからキャンドルに火が燈されて行き
ましたが、折からの強風で、花火打ち上げの18時には、 7割近くが消え、光のつながり=光の曲線が全く描かれず。
折からの強風は来場者にとって相当酷で、 マイナス5度以下には間違いなくなっていただろう。
手袋無しでは一分も我慢しきれない程。
花火の打ち上げ位置は、
おそらく変わっていなかったのだろうけど、
自分がカメラを置いた場所が、皮肉にも冨士山の中央から花火が打
ち上がる場所だった(そんなこと、
上がってみなければ判らないけれど、
まさか確率が低いことを期待したのだが)。
よって曲導が、 冨士山山頂を隠す結果となってしまった。
話は前後しますが16時半過ぎに見られるダイヤモンド富士に関しては、冨士山山頂に雲が居座りイマイチ。
その雲は相当意地が悪く、花火が打ち上がる頃には、退いていた。
お陰で山頂に沈む「ダイヤ姫」をくっきりと捉える事ができませんでした。
ダイアモンド富士もアイスキャンドルも共に撃沈、
散々な結果でした。
山中湖交流プラザ・きらら にて
2月18日=リベンジ
予報では今日も季節風が強く、日本海側は雪が続くということだっ
たので、すっかり新潟・長岡の「雪しか祭り」
に行こうという気はなかった。
山梨県もさぞ寒く、
風も強いのではないか?と思いながら、昨日と同じ時間に家を出、
同じ道を山中湖へ向かった。
流石に土曜日よりは混雑は緩かったので、昨日より20分ほど早く到着。
昨日が、
あれ程酷い結果でなければ出掛ける必要はなかっただろうが、近ち
ゃんギャラリーに載せるには、とてもじゃないけれど師匠に却下さ
れそう!?それほどレベルは最低の部類。
乙女峠から見えた冨士山には、多少雲が懸かっていたので、
今日も駄目かな?と半信半疑。
しかし、国道138を右折し、
湖畔のマリモ通りから眺めた冨士山には雲が懸かっておらず、
ダイヤモンド冨士を撮るには、いいほうの部類に属す。
臨時駐車場には、可也の車が止まっていたが、元々キャパが大きい
ので、「お好きなところへどうぞ」状態。
昨日のように警備員も今日はいない。
が、しかし湖畔に出ると、ずらりと並んだ三脚の列。
「お好きな場所」どころか、間に入り込む 余地もない。
湖畔に沿って、可也左に歩かないとスペースが無い状 態。
悪いことに、左へ歩けば歩くほど、山頂真上に沈む「ダイヤ姫
」を外す事になる。
更に地形上湖畔が冨士山に向かって急激にカー
ブし斜めになって行くので、三脚を立てる間隔を5メートル以上あ
けないと三脚が置けなくなっていく。自分も、
その辺は気をつけて、右隣のカメラマンに確認したものの、シッカ
リ(画郭に)「入る」と言われてしまった。
その後、自分の左横に
枯れ枝を置き、暗黙の立ち入り禁止をアピールしたものの、
それでもそこに割り込むカメラマンに、5回程「
そこ駄目なんですけど・・・。」の言葉を発しざる得なかった。
湖畔の氷を割って水面を出し、反射を狙うカメラマン、氷のかけらを
丁寧に拾う人がいたかと思うと、水面が揺れると文句を言う輩、
色々だ。
これくらい神経を張り巡らせれば、いい写真も撮れるのだ
ろうが、結構自分は無頓着。
「在るがまま」が自然なのだから、「
そのまま」何もいじらないのがいいと思う。
昨日あんなに強かった北風も、そしてあれほど寒かった山中湖畔も
、今日は別な場所ではないかと思えるほど、穏やか。
結氷しているので、「ダブル・ダイヤモンド」にはならなかったが、もし氷がな
ければ間違えなく「逆さ冨士」も拝めた事だろう。
太陽が山頂に差し掛かる16時30分過ぎから、試し撮りのシャッ
ター音の頻度が増える。
そして34分ごろからは、その音が途切れ る事なく続く。
「ダイヤ姫」が、山の端に顔をすっぽりと隠すと、
およそ半数のカメラマンが消える。
更に夕景を期待して待つ人の中から、大した夕焼けにならないのを悟って、三脚がみるみる減っていく。
やがて、
対岸には灯りが灯りだし、夕焼け空が上空からブルーに変り始め、
オレンジ色が地平線近くへと後退して行く。
気がつくと、
富士山頂の遥か上空に三日月が光っている!急いでカメ
ラを縦位置にする。
もう、この時間になると、あたりは暗く肉眼で
見える範囲の左手には誰も居らず、右側に2名程のカメラマン、
更に遠くではカップルが氷の上に恐る恐る乗って(明るいうちから遊んでいたけれど)「キャーキャー」戯れている声だけが聞こえ
る。
ダイヤモンド富士も良いが、その後の黄昏時は情緒があって更に「いと をかし」。
自分のお気に入りだ!
何度も書いているが、ダイヤモンド富士より、こちらの方が断然綺麗だと一人で思っている。
ふと時間を確認すると18時40分、そろそろ河口湖へ移動しなくてはならない時間だ。
帰り支度に入った時には、もう誰もいなくなっていた。
この時間になっても、昨日よりは全然寒くなかった。
そして、リベンジは叶った!と思う。 |
 |
 |
|