相棒の栞  モバイル版

新潟県十日町市市之越・中里清津スキー場にて
撮影日時 : 2018−3−10
3月の栞 『第30回雪原カーニバルなかさと(イベント編)』
前回、ここを訪れたのは25回大会だから、早いもので5年の月日 が経っている。
このイベントは、花火を楽しむと言うよりは、雪原に灯る幻想的な キャンドルがメインで、そのキャンドルの間を松明を持ったスキー ヤー(今年は小学6年生も参加)が滑走する中、花火が上がる。
雰 囲気と言う点では、入場無料のイベントの中ではバランスの取れたトップクラスの催し物だと思う。
日中から多彩なイベントもあるので、その年に合格した塾生を招待するのに打って付けの行事であ ると位置付けている。
勿論、毎年招待できる訳ではなく、3月とは言え雪国はまだ冬。
決して恵まれた気象になる事は少ない。
雪が降り続く天候では、断念せざる得ない。
その場合は近郊の遊園地が代替候補地となる。
今年も2〜3日前までは雨や雪のマークがへばりついていて、 降水確率も50パーセントほどだった。
ただ、この程度ならまだ良い方だったので、雪国対策の準備をして出かけるつもりでいた。

8時20分出発。
約4時間で清津峡へ。スキー・シーズンの土曜日ゆえ、群馬、新潟方面へ行く車で関越道は混む。
交通情報では東松山I C辺りを先頭に15キロの渋滞、圏央道も鶴ヶ島合流付近で5キロ 渋滞とのこと。
しかし、圏央道を進むにつれに電光掲示板の渋滞キロ数が減少傾向にあり 、解消に向かっていた。
嵐山小川ICまではノロノロ運転だったが 、その後はまずまず。
所要4時間なら、この時期仕方あるまい。
埼玉 から群馬にかけては青空が広がり予報通り。
問題はトンネルを抜け てからだ。
期待と不安を抱きながら関越トンネルを抜ける。
今回の目的地は長岡や柏崎ではなく、塩沢石打IC下 車なので、もろスキー場だ。
越後山脈山麓の天気は、トンネルを抜けたら直ぐに判断できる。
結果、雲量5はあっただろうが、天気と しては晴れ。
助かった!これは前日の予報通りだ。
このまま夜まで 天気が急変しない事を祈り、道路脇の雪のカベを眺めながら目的地へと山岳道路を登る。

5年前は、一時間程遅い到着だった為、会場近くの駐車場は満車。
スキー客用のロッジがあるPへ回された記憶がある。
今年は、スム ーズに会場隣接のPへ案内させられた。
まず感じたのが予想以上の車の少なさ!
そし て、5年前は三脚設置場所がどんどん左へ押し出される格好になり、花火打 ち上げ場所と木立が被ってしまった。
今年はその三脚設置 の長さも10メートルと少ない。
30周年記念の割には出足が鈍い。
と言うか、この時間なら本来カメラマンにとっては、とっくに場 所取りを終え、温泉にでもつかっている頃なのだ。
だから、 出足が鈍いと言う言い方は正しい表現ではない。
来ていないのだ。
おかげで地元の十日町が三脚を立てた隣を確保する事ができた。

今年は多少プログラムの順序が変っている。
我々花火撮影を主に出かける連中にとって、今回のプログラムは、ここでの撮影を断念せざる得ないものと成っていた。
少なくても5年前のプログラムなら 、18時過ぎにキャンドル点灯が終わり、19時前には花火が打ち あがった。
それから本当の花火好きは、ゆっくりでも30分はかか らない南魚沼市の「舞子スキー場」へ移動し、10号玉を楽しむ。
更に21時半からは、直ぐ近くで「上越国際ウインターカーニバル 」会場からも花火は上がる。
30周年記念と言う事で、中里清津スキー場の 松明滑走が19時50分からとなった。
これでは、 真の花火撮影を目的としている連中は、ほかへ行ってしまうのは明 々白々。
こう言っては失礼だが、舞子や、塩沢石打スキー場、上越国際で上がる花火のほうが号数が大きいし、スマイルなどの型モノも上がる。
よって今回は初めからこの地をスルーしたのではないかと思われる 。

3時から4時頃には、白銀の世界が眩しいほどの太陽が顔を出し、 夕暮れ時にチラチラ一瞬粉雪が降った以外は雲は多いながらも恵まれた天候だった。
残念ながら顔見知りには誰一人合わず、他の花火へ行った事が裏付けられる皮肉な結果となった。
今年も150名を越えるボランティアが東京から駆けつけ、駐車場の案内から雪像造り、屋台、キャンドル設置、点火と大活躍していた。
比較的子供の数が多くなった感じで、スノー・チュービング(大き目の浮き輪に 乗って斜面を滑る)、チームを組んでのスノー・ドッジビー(ボー ルの代わりに、フリスビー?を投げて当てる)、沖縄久米島の皆さんでの登武那覇太鼓の演奏その他のステージ、ふくまきなどの各種 イベント、そして会場にこられた全員でのキャンドル設置、及び点 灯、その合間には斜面をそりで思い思いに滑る子供たち・・・。
本当に一日のんびりと、まったりした時間が過ごせる場所であるといえます。

今年はキャンドル点火時に、会場最上地点まで息を切らしながら登り 、会場を俯瞰したのですが、その後、オープニング花火が上がる事 を知らず、斜面を下りながらの手持撮影となってしまいました。
まあ言ってみれば、皆さんがスマホを翳して花火を撮っているよう なもの。
どれだけ写せるものなのか半信半疑で撮影しました。
10 コマほどメディアに残しましたが、数枚程度しかまともに写ってい ません。
ご参考までに掲載いたします。
19時を回って、気温はマイナス3度。
確かに寒い事は寒いですが、スキー場と言う場所を考えれば温かい方。
お餅が振舞われたり、ふくまきの袋の中には、 当りくじ(一等は久米島観光ペア)が入っていたりで、暗くなっても大賑わい。
風も弱く、 キャンドルの火も、消える事はないものの、紙コップに燃え移って 、所々で火災発生。
それでも打ち上げ花火までは十分その役目を果たし、小高い丘の上に松明の灯りが見え、いよいよクライマックス 。
自分的には5年前、松明と花火のコラボに敢え無く失敗していたので、今回は一枚でもいいので、シッカリ撮影したかった。
そのことと併せスマホ対応(縦位置)の両方で失敗しないように、 縦位置・横位置2台態勢でスタンバイ。
何とか、リベンジする事が 出来た。

終了後、暫し消えかかるキャンドルの灯りを眺めつつ、 余韻に浸ってから駐車場から車を出し、全く渋滞のない国道353 号を関越道へ向かう。
およそ3時間半で日付が変わるころ帰宅。
久しぶりの息抜きとなった。

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