| 3月の栞 『第45回やまきた桜まつり』 |
年度末の〆に、春期講習そして入塾面談、例年になく忙しい3月ではあったが、大学合格報告を引っさげて元教え子が訪ねてくれる
のは嬉しい。
その中でも、東大のK君に肉薄する成果を持って来てくれたのはN君だ。
史学科(西洋史)を専攻したいと思っている彼
から、第一志望の慶応文学部合格の一報は受け取っていたのだが(
その前に上智も)、その後で早稲田が続々合格発表になり合格証を
6枚も持参して訪ねて来てくれた。
早稲田は商学部、文学部、 教育学部、社会学部だ。
結局は慶応に進むことにし、 4月から日吉校舎で一年、そのあと三田校舎へ。
女子学生に囲まれて、おかしくならないかが心配。
彼が入塾した時、数学に関しては、お世辞にも出来るとは言えなか
った。
単刀直入に言ってしまえば、算数・数学が嫌いと言うならまだしも、頑張ろうとする気持ちはあっても、からっきし算数音痴なのである。
元々数学系は、パッと閃く子もいればいくら教えても、頭に入らないのか直ぐに忘れてしまう(本当の理解が出来ない)生徒
もいる。
数学系ほど生まれつきの不平等を感じる科目はない。
そして、中学受験ではそのウエイトが大きく、最重要科目だと思う。
N君
は国語は抜群に出来る生徒だったので、国語の力で、神奈川県の上位私立中学へは合格した。
しかし、「入ればいい」と言うものではなく、数学に関しては地獄が待っていた。
もとより色々な子が合格しているとは言え、矢張り科目のバランスの悪さは要注意だ。
高校一年まで( 数T、数A)低空飛行の連続で、たまに「赤点」と言う墜落も経験
しつつ、数学圏を脱出することが出来た。
むしろ数学が苦手だったからこそ、早くから数学はドローン程度の低空飛行、英語はロケット
の如く大気圏外に達する高さを目指し、相当の時間をかけたと言える
。
昔も今もやっぱり英語が出来ると強いですね。
今回は前置きを短くして(それでも長いか?)、山北の桜のご案内へ。
今年は、桜の開花、そして満開共に相当早く、しかも連日の好天続きで、散るのも早いような気がしてならない。
おそらく、たまにしか休みが取れない、自分の悲観的心情を相当含んでいるかと思うが
・・・。
たまたま、夜の部が空いたので20時頃に御殿場線山北駅の桜のライトアップでも見てみようかと思い出かけた。
まだ自分がデジカメを持って間もない(カメラ操作に振り回されて
いた)頃、近藤師匠に案内して頂いた場所が、山北の桜並木だった
。
師匠は神奈川の花の名所に関して(他も色々)、びっくりするほど知識豊富。
運転手役を買って出る事宜しく、あちらこちらに連れて行って頂いたのが10年程前。
そこでの思い出としては、散り行く桜のライトアップと、人の多さだけは、はっきり覚えているが、自分が一体何を撮った
かは記憶にない。
おそらく満足の行く写真など撮れてはいないの だろう?
近藤師匠の作品で、今でも記憶に残っているのは、桜の花
びらが車のガラスに積った作品。
「矢張りセミプロの撮る写真は違うなー」と感動した次第。
その後、師匠は2015年4月5日にも
御殿場線の電車と桜のコラボ撮影にお出かけになっている。
今回、
師匠の作品を参考に、ライトアップの桜と電車の撮影を真似てみる
事にした次第。
普段なら50分もあれば付くだろう246号線山北なのだが、この日は、大磯から一号線が大渋滞、ちっとも車が流れない。
秦野中井 ICから東名に乗ればよかったのだが、そのうち解消するだろうと、国府津まで行こうとしたのが間違え。
所要90分、倍近くかかってし まった。
お陰で山北駅22時12分前後に、上下線入れ替えで発車する沼津行きと国府津行きを撮るのが精一杯。
殆ど足を運んだ意味なし。
おまけに町役場の駐車場に入れておいた軽ワゴンが、戻ってみると駐車場には鍵のかかったポールが立ち、出られないではないか!「オイ
オイ朝まで出られないのかよ!23時台の御殿場線で帰るの?」。
その次に頭に閃いたのは、手持の工具で鍵を壊す事。
普通の南京錠だから、その道の人ならおそらく簡単に開けてしまうだろうけ
れど・・・。
少し思案していると、町役場の建物から女性が出てきて帰宅するところだった。
歩きながらこちらを振り返ってくれたので「すみません、出口はここだけですか?」と声をかけた。
「そう ですけど」。
「出られなくて困っているんですが・・・」。
すると 女性は、道を戻り役場に入って行った。
鍵でも持って来 てくれそうだった。
一分位は待ったと思うが、随分長く待った感じ がした。
やがて守衛さんが出てきて「今さっきも出られない、と言
って鍵を開けたばかりだよ!」と言って不機嫌そうだった。
どこにも「何時に施錠します。」、の案内はなかったと思う。
御礼を言ったついでに「未だ、ニ・三台残ってますよ」と付け加えておいた。
全くこの日は行きも帰りもトラブルに見舞われ、順調ではなかった。
自宅に戻り、今撮影したばかりの写真を見る限り、全く枚数的に十
分ではないことが判った。
やむを得ず今度の日曜日辺りの早い内に、もう
一度出かける必要に駆られた。
そうしないと、近ちゃんギャラリー
に載せるだけの枚数と、情報の紹介が出来ない。
3月31日の土曜日はイベントがあり、ダンス、神輿、太鼓などの催しや、D52が汽笛を鳴らし、ほんの数メートルだけ電気で動く
。
さぞ混むことだろう?
勿論土曜日は行くことは出来ないが、行かれたとしてもパスだ。
ただ、桜と特急電車を撮りたいだけだから、
百歩譲って普通電車まで。
一日3往復の小田急60000形MSE と、一時間に2本有るか無いかの313系普通電車を待つのは、時間との消耗戦。
以前のように、たまに東海道線を走るE231系でも来れば面白いのだが、どれも似たり寄ったりの313系ばかりだ。
ここでの撮影は、これを最後にしたい気分だ。
3月28日の夜に出かけた段階で、既にここの桜は満開。
多少散り始めていたので、31日のイベント日が一番良かったかも知れない。
自分が4月1日
に出かけた時は落下盛んで、道端には花びらがどんどん増えていく
状態だった。
昼間の撮影は既に蕚(がく)だけになった花が目立ち、
チラホラ若葉も出始めていたのでパス。
以前近藤師匠のお供で一本桜の撮影をしていた時、「日中は緑の葉が目立つけれど、
ライトアップすると結構綺麗だよ。」と教えられていたので、
日中は殆ど桜だけを撮る事はしなかった。
一方電車の方も特急が行ってしまうとテンションが下がり、ちょくちょく車に戻っては間食
三昧。
ふと、北側の丹沢山地を見ると、山の中腹まで所々に白いガ
ードレールが見える。
数こそ少ないが、一本桜も咲いていて、
菜の花の黄色い絨毯も見て取れる。
多少のスリルが好きな自分としては、冒険心が湧
かずにいられない。
別コーナーで夜景と一緒にご紹介いたします。
ここからは、撮影メモ程度の感想を述べさせていただきます。
山北駅から順に「三良橋」「中橋」「人道橋」と3つの橋がある。
「三良橋」は鉄製の橋脚で貧弱な造りゆえ、人が歩くと振動するので
、例え手持撮影でもシャッタースピードが速くないとブレる可能性がない訳ではない。
もっとも「橋の上は立ち止まらないで下さい。」と「
三脚はご遠慮下さい。」の注意書きがあるし、幅も一メートルほど
しかないのでここに三脚を置くと人は通れない。
御殿場方面から国府津に向かう電車を撮るには、電車がホームに入線する為のポイントがあり、その前で減速もするし撮影には持って来いなのだが、マナーは守りたい。
「中橋」 は片側だけだが、広めの歩道があるので撮影しやすい。
こちらは下り沼津・三島行きを狙うのに適している。
反対側には歩道がなく、車もここしかない幅広い道だから頻繁に通る。
まして沼津方面から来る電車の撮影には緑色の送水管だか何かが目の前に立ちはだかり、サマにならない。
一番駅から遠い緑色の「人道橋」はカメラマンも少なく、両方面の撮影が可能だ。
人垣が出 来ている事もあるので脚立は有った方がいい。
そうでないと、「後塵を拝す」か橋の端から「おこぼれ」の場所での撮影となってし
まう。
日中の撮影は、大体皆さん同じようなアングルですし、捕らえる車両も
変り映えしないので、自分もとりあえずは撮影しました程度。
それほどの満足感はなかった 。
山北桜のトンネルと言う一つのテーマは完了したかな?といった感じ。
しかし、一つ だけ特筆するとすれば、19時過ぎの小田急6000形MSEに関
して、車体の発色こそイマイチだったが、キッチリ撮る事ができたことだ。 |
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