相棒の栞  モバイル版

石川県輪島市白米町99−5
撮影日時 : 2018−4−30
4月の栞 『世界農業遺産「白米千枚田」』
砺波チューリップ公園を出たのは、13時半。
実はすっかち曇りがちになった空を見上げて、今日は夕日が見られないのではないかと言う不安が半分以上あった。
天気は下り坂ではないのだが、高気圧が次第に西へ移動しつつあるので、元々それ程期待はしていなかった。
予報通り空一面の乳白色は、今から2時間半を掛けて、行こうか? 行くまいか?大いに迷うところだ。

実は、白米(しらよね)千枚田へは、今年3月上旬まで行われていたイルミネーションを見に行きたかったのが本来。
しかし北陸地方の記録的豪雪で、結局恐れをなして行く事を躊躇った。
今年も再び 10月頃になれば実施されるだろうから、「その気になったら」と 言う条件付で記憶に留めてはいる。

その昔、能登半島をただドライブするだけだった頃、「能登有料道路」な るものが有った記憶があるが,いつの間にか料金所がなくなっていた(帰宅後調べたら13年4月から無料化とあった)。
だからと言って能登半島が近くなったわけではない。
延々と北北東に延びる半島は「輪島はまだか?」と思いながらの走行。
以前有料だったお陰で、道は走りやすかったが、天気はイマイチ。
前を走る車の影ばかり気にし、ちっともその影がはっきり・くっきり道路に写らないのにがっかり し、時々太陽はどこか?と上空を見て捜しながらの運転(危ない)。
16時過ぎに到着したものの、車を降り太陽を捜すも、 矢張り無い。
まだまだ日の入りには時間があるので期待して待つ。
折角来たので証拠写真くらいはと思い、 一通り道路側からだけ棚田を下見し、撮影。
この時期には水を田に引き、鏡面反射をかなえてくれると言うのがここのサービス。
GW明けからは田植えも始まるが、苗が伸びない内は、撮影に堪えら れる反射が期待できる。
一旦車に戻り、使用レンズをどれにするか思考。
16〜35と28 〜300をチョイス(本当は300ミリもいらない。
24〜105で十分)。
17時も半分過ぎた頃、薄ぼんやりと鈍い光の太陽が確認できた。
薄い雲に覆われていて、これではどうにもならないが、良いほうに変化してくれれば、もしかして・・・、期待が高まった。
結果3 0分ほど中途半端な高さ、水平線より20度程度の高度時、太陽がはっき り顔を出した。
しかし、その後水平線上に帯状に居座る雲に隠れてしまい、日本海に沈む夕日は見ることが出来なかった。
勝負は引き分けか?50パーセント程度で「白米千枚田」の美しさはお届けできるのでは?と思います。
ここには2006年に当時の小泉純一郎総理が訪れ「絶景だよ!絶景」との言葉を残した事は有名だったが、直ぐ下が日本海と言うの も地理的には驚くばかりだ。
因みに2013年には息子の小泉進次 郎氏も訪問し「まさしく絶景!]と言われたそうな。
残念ながら、天候がイマイチだったため、 水平線に沈む夕日を見て小泉親子同様「まさしく絶景」とは言えなかったが、 断念せず、来るだけは来て良かった。
次回ライトアップの時、 マジックアワーだけでなく、 夕日が沈む日本海を是非とも撮りたいものだ。
結局、最後まで残ったカメラマンは3名、 ピーク時には30人ほどが三脚を立てていたが、 太陽が雲に隠れる頃からドンドンいなくなって行った。
明日は仕事と言う方もいるだろうから、当然かもしれない。
駐車場には、10台ほどの車があったが、 フロントガラスなどにスクリーンを張り、仮眠中の車が多数。
自分も本当なら休んでから帰りたかったが、ナビに「自宅へ帰る」 を入れると470キロと出た。
概ね青森までの距離に等しい。
違うのは殆どが高速道路なのと、今から自分が帰る道は、多くが一般道だったり山がちなくねった道だという事。
しかも、到着予定時間は朝の5時過ぎ。
気が遠くなる数字。
「これでは、仕事に影響大だろうに」。
仮眠すら贅沢に思えた。
「眠くなったら、寝よう! とりあえずは行けるところまで走ろう!」 気合を入れてのエンジンスタートだった。
自宅には3時40分着。
深夜だったこともあり、旧有料道は、 ゴールド免許も一発アウトのスピードオーバー。
「 前を走るアウディーさん、お宅もなかなかやるねー。
おかげで刺激貰いっぱなしで、眠気覚ましになりました」。
2日間で1700キロ弱、 その代償として、体全体の倦怠感と肩から腕にかけての疲労が抜けず。
年を取ると、二日から三日後に疲れが出てくるのです。
それだけ新陳代謝が鈍い証拠ですね。

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