相棒の栞  モバイル版

神奈川県伊勢原市西富岡 伊勢原総合運動公園
撮影日時 : 2018−4−14
4月の栞 『第7回いせはら芸術花火大会』
仕事を16時に切り上げて、伊勢原花火に出かけた。
この花火大会 に行ったのは2015年の第5回大会以来。
「回数が合わないじゃ ないか?」と仰るなかれ。
本来は「2年に一回の開催で今後進める」、 という合意があったようだが、守られたのは2016年を飛ばして 2017年開催とした時だけ。
なぜか(凄く毎年開催に積極的な方 がいて)2017年に引き続き今年も開催の運びとなった。
実は、2015年も伊勢原花火に出かけ、撮影もしたし毎度おなじみの長い文章も書き終わっていたのだが、自分で読み返してみると、一般の方が存じ上 げなくても良い内部事情の羅列(募金額、花火と人件費が半々、ガ ードマンの一人当たりの日当、屋台出店時の賃料、etcと、自分のやや否定的意見)になっていてチョッと問題だろうと思い、そのうち書き直そうか(財務省理財局みたいに?)と放って置いたら、いつの間にか月日が経過、ア ップの機会を失った次第。

花火開始の前に雨が降るか?終わりまで曇りのままでもつのか?非 常に微妙な天候。
16時過ぎの段階では、雲の色は濃く誰が見ても下り坂の空模様。
伊勢原運動公園まで20キロ、所要50分の間に 一度、フロントガラスに細かい雨粒が。
勿論こんな時刻に出発して 、交通規制の始まっている会場近くにアプローチする訳ではない。
3年前に捜してあった第二東名建設工事近くの開けた場所。
しかし 、当然3年前とは可也様子が違っていて、半分薄暗くなっていたのも災いして、たどり着くにも立ち入り禁止の場所も増えていた。
そこで、やむなく花火師匠のT社長が内々で教えてくれた某所へ。
ネット社会ゆえ、可也知れ渡ってしまったのではないかと危惧しな がら、坂を上る。
そこには三名のカメラマンが立ち話をしていて、 自分の軽ワゴンのエンジン音に振り返った。
なんてことはない、3 名の内2名は毎年カレンダーを下さるM氏と、可也の頻度でM氏と 行動を共にしている、座間市在住のA氏だった。
「中(会場)で撮 らないんですか?」と声掛けしたところ、「中で撮った事はないよ 。」との返事。
18時頃には強風とやや大粒の雨が横殴り気味に降 ったが、アスファルトが光るほどではなかった。
A氏の横に三脚を並べ、A氏の高感度FMラジオの実況中継を聞かせてもらいながらの撮影。
A氏のスマホ測定によると、会場まで約1キロ半、 音がこちらに伝わって来るのに、およそ4秒ほどかかっていた。
M氏は南風が可也強かった事を考慮し、 当初の場所から物置が建っている横へ風を遮るべく移動。
予定より早めに「偉い人」の挨拶が始まり、4号玉のレクチャー花火からプログラムはスタート。
幸い、南風こそ強かったが、 雨だけは打ち上げ時間中には降る事はなかった。
愛知県岡崎市から、わざわざこんな小さな花火大会を主催してくださるのは、「磯谷煙火店」さん。
聞くところによると大曲、土浦、 長岡、赤川など大きな花火大会には、 その素晴しい花火を引っさげて競技大会での優勝を勝ち得てはいるが、本来県外には強いコネでもない限り来てはいただけない業者さんだそうだ。
伊勢原花火には、その強いコネを持つ「T] さんがいらして、今年も?(昨年も担当したかは不明)FMでの花火実況中継のゲストとして解説をしていた。「磯谷煙火・命」 の彼女は全国の花火大会で、一年中伊勢原の募金集めをしている。
自分の知る限りでは快く応じているカメラマンが多いが、中には2度目の寄付を嫌って逃げ回っている人もいる。
「磯谷煙火」の花火は、確かに綺麗だ。
色はパステルカラー、形は斬新。
その形は、他の煙火店にはないものが多いので、初めてそれを 見て、次にどこかでそれを観覧した時は、直ぐに「あ、磯谷さんだ 」と判る位。
お目目を通して脳裏ににシッカリと焼き着く。
伊勢原運動公園は、場所的関係で最大8号までだが、8号辺りが一 番綺麗な花火(まん丸・消え具合など)が無理なく造れるという事を聞いたことがある。
しかし、綺麗ゆえ花火自体は安くはない。
だから募金集めは必死だ。
開始前とフィナーレ花火打ち上げ前、そし て実行委員は一年中「募金・募金」と異口同音に声掛けし(叫び) 続けている。
その熱意は解るが、何事も無理は「The End」のリスクを高めるか、早める。
「市民花火」を謳っているので、自治体の助けを借りず、商工会青年部なるグループも顔を出 さない。
心意気は立派だが、2年に一回が身の丈かも知れないと思う。
大会実行委員長が「又来年も開催したいと願うなら、皆さん! どうぞいくらでも結構なので募金をお願いします。」と言うアナウ ンスを聞いて、快く協力する人と、「じゃあ、もう来年は来ないよ!」と思う人と、どれだけの割合に分かれるのだろうか?
普通に花火を見る人は(むしろそういう人のほうが多くて当然だが)、 質より量を期待している。
勿論、綺麗な芸術花火を沢山打ち上げてくれ れば言う事ないけれど、予算が限られている以上、 どちらかに重点を置かなければなるまい。
ここの花火大会は、 初めに「磯谷煙火」店さんありき」で始まっているから、 初めからボタンの掛け違いがある。
地元密着型が、より良いとまでは言わないが、 隣の厚木市には「ファイアーアート・神奈川」と言う煙火業者も存在している。
勿論、磯谷煙火店さんには及ばないかもしれないが、 一般の来場者は、同じ予算で2500発が3000発以上になった方 が、余程いいに決まっている。
知り合いの電脳スタジオ・オキナの社長さんA氏も、当日朝の7時 からボランティアとして参加されている。
カメラマン席一席5000円も完売している。
多くの方が凄く努力されている事は存じ上げているし、敬服する。
その点、自分は何にもしていない。
だから意見を述べる資格すらない事は重々承知の上。
が、しかし、今回の花火大会の花火を撮影しながら感じたのは、単刀直入に言って「ショボさ」だった。
ひょっ として、2015年の方がまだ良かったのでは?と思えてしまう。
それは、隣のA氏も言葉こそ違え、「経費節約」「時間稼ぎ」 と言う表現で語っていた。
それぞれの言葉の意味は花火愛好家でし たら、おおよそ見当がつくはず。
理想と現実の狭間で、来年以降どういった開催がされるのか?
一、 花火ファンとして楽しみにしております。
勿論今年Tさんに、どこかの花火大会でお会いしたら(会うに決まっているけれど)協力はいたしますが。
尚花火は全て、右から左へと相当流されていて、本来画郭に入るも のが流されて切れたり、レンズを引き気味にしたため、盆自体が小 さくなったりしております(言い訳)。

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