8月の栞  『小千谷まつり大花火大会』

 当初の計画では、お決まりの大曲の花火だったが、前日(8/24)22時まで仕事をしており、仮眠無しの状態で630kmのドライブは少々無理である。  さらに、天気予報も曇り、風速も2m前後と発表されている。
昨年のいやな思い出が脳裏をよぎる。
と、言うのは、開始直前に逆風になり、打ち上げられた花火の煙が逆流し、ほとんど写真が撮れなかった。
今年は、大曲行きの大きなリスクを避けて、新潟県の長岡の一つ手前の「小千谷まつり」に計画を変更した。
情報では場所取りはきつくないと聞いていたのだが、さすがに、14時着は遅すぎた。土手の道路は既にブルーシートで埋めつくされていた。
先日の「常総きぬ川花火」のように道路の法面も考えたが、傾斜がきつく、とても座れたものではない。
仕方なく信濃川の河原に三脚をセットするも、対岸の花火の筒までレーザー距離計で315m、二尺玉の打ち上げ場所までも450m程度、これでは広角レンズ(17ミリ*1.6倍)を持ってしても、とても画面内に入りきらない。
不案内の土地ゆえ、ウロウロする時間も限られていたので、この場所での撮影と覚悟を決めた。
 結果として、ワイドスターマイン、二尺玉5発同時打ちは完全にフレームオーバーである。
敗北感を一身にまとい、帰路に着いた。
・・・(失敗作も棄てるのには惜しいので、記録写真として載せることをご容赦下さい。)・・・

(追記) 大曲へ行った仲間から次々にメールが届き、カメラマン席のW氏は「」煙まみれで後から上げる業者の人がかわいそうでした。」
裏座敷に陣取ったK氏は「スタマは煙滞留し、写真が撮れず花火を見ているだけでした。」と、あった。

翌26日の朝日新聞にカラー写真で大曲花火が掲載されていた。「百聞は一見にしかず」

(後記) 8月の花火撮影は今回を持って最終とします。
上旬は安定した天気で、長岡・神明と素晴らしい出足でしたが、中旬は突然の雨を気にしながらの不安定な天候、下旬は風速や風向きが悪く、小千谷まつりも無風から逆風へとなる始末、火薬の臭いをかぎながらの撮影になってしまいました。
 9月からも月1回位は花火撮影に臨む計画です。
この度は、「近ちゃんギャラリー」への沢山のご来館有難うございました。

撮影日:2012−8−25 19:15〜21:00 

1.信濃川にかかる旭橋を臨む 2.尺玉花火
3.尺玉花火 4.尺玉+7号花火
5.尺玉(特)花火 6.
7.スターマイン 8.
9.尺玉(特)花火 10.
11.尺玉 連打 12.尺玉 連打
13. 14.
15.スターマイン 16.
17. 18.煙が滞留し始めました
19. 20.
21. 22.
23. 24.
25. 26.
27.超ワイドベスビアス大スターマイン 28.失敗作ですが
29.失敗作ですが 30.失敗作ですが
31.失敗作ですが 32.失敗作ですが

拡大写真でご覧頂けます。

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