相棒の栞  モバイル版

愛知県田原市田原町南新地76−1地先
撮影日時 : 2018−9−16
9月の栞 『田原祭り(五町合同花火大会)』

                  光陰矢のごとし
田原祭りは14,15、16日と3日間行われる三河地方の大きなお祭り。神輿、からくり山車、大筒神輿巡業、手筒・大筒花火、そして打ち上げ花火と多彩な催しだ。今年はあまり天候に恵まれたとは言いにくかったが、16日の最終日は晴れた(藤沢出発時曇り、気温22度、現地到着時晴れ、気温32度)。
この祭りには、2009年近藤師匠をお誘いして出かけたのが初めて(近ちゃんギャラリーで堪能できます→)。因みに、師匠はD90を購入しての「初」花火撮影でした。その後、2014年に花火仲間たちと合流する形で参加して以来、4年ぶりの撮影となった。本当に時間の経つのは早いものだ。
               イオン付近は「ノー・サンキュー」
過去二回、熾烈な激戦地(と言っても2014年はW氏の事前場所取りを依頼して)である、イオン駐車場は候補地から除外。汐川沿い、蔵王山展望台、緑が浜公園の三箇所を下調べ。当日の風向きは、南西〜西。よって汐川が脱落。最適地は蔵王山となる。現地到着16時、既に坂の途中から車の列が出来始めていた。いやな予感。案の定、撮影ポイントは三脚が結構な数並べられていた。風向きを考慮しての場所選択なのか?はたまた有名な撮影スポットで、知れ渡っているのか?4年のブランクでは何も言えない。昨今パソコンを開けば情報はいくらでも入手可能。平成の4年前は、昭和の時代の10年前にも匹敵し、昔のことになってしまう。残された「緑が浜公園」は、田原湾に面した緑地公園。打ち上げ場所までの距離はおよそ2500メートル。他の花火大会でも2キロから3キロ離れて撮影しているので、特別遠いと言う感じではなかっかった。もう他に行く場所がなかったこともあり、今回はここに決めた。    
                      緑が浜公園
17時近かったが、田原湾をまたぐ県道2号線の橋の袂から駐車場へ。ここへたどり着くのに結構苦労した。入り口が判りにくいのだ。ナビ設定しても、2号線の三河橋脚道路上になったりして2回も往復してしまった。ようやく2号線の下から入る道を見つけPへ。車は5,6台しかなく三脚も4台程度。ここから撮影するカメララマンもいるんだ!半分感心しながら、半分安心した。汐川が海に注ぎ込む河口で、広々とした開放感がなんともいえない。もともと水面反射がお気に入りの自分としては、田原の花火を河口湖のように撮影できることは、願ってもないことだった。しかし、大きな問題がひとつだけある。送電線だ。どうしてこんなにたくさんの鉄塔が立っているのだろうと思うくらい、乱立状態。鉄塔なんて画郭に入れたって、ただの障害物。これだけは目をつぶるしかなかった。 
                 19時30分ごろから時々上がる花火       
夕方あんなにのんびりしていた公園も、19時過ぎには続々と車が入って来て、瞬く間に駐車場は埋まっていった。。そのほとんどが家族連れの地元住民。小さな子供連れが多く、結構にぎやかになってきた。19時半には満車になったPだが、知らずに入って来ては出、出たと思うとまた一台、すぐ後ろを通過するので気が散る。これではイオンのPと同じじゃないか!豊橋ナンバーの車で、写真を撮りそうな人を探し、声をかける。運よく、一昨年にこの場所で撮影されたカメラマンに話を聞くことが出来た。出来るだけ情報を引き出したつもりだったが、やはり、実際自分で失敗してみないと駄目だと言うのが実感。いやな予感の第一は、大筒花火が微かに見えるのだが、まともに鉄塔と重なり合っていること。時々あがる5号程度の花火も打ち上げ場所によっては鉄塔とリンク。高さも鉄塔とそれほど変わらないので苦笑するしかない。もう少し左に寄ったほうが良かったかも知れないとは思ったが時既に遅し。
                     20時打ち上げ開始
会場のアナウンスは聞こえては来るが、何を言っているのかわからない。耳を澄まそうにも、車がひっきりなしに後ろを通るので、かき消されてしまう。その昔、畦道に無線機を見つからないように隠して、会場の音を聞きながら撮影していたツワモノを、どこかの花火大会で見たことがあったが、本当にここからは何をやっているのか判らない。
いきなり5色の花火が上がり、これだけは4年前と変わっていなかった。打ち上げ箇所は3箇所以上はある(5町だから5箇所か?)様で、一番右手は山に掛かってしまい、下部が見えない。もっと左に寄れば良かったか?再びそう思った。自宅へ戻り、画像確認をしたところ、花火の配列に対しても若干右寄りで、左側へ行くに従って奥になっていた。その点でも、もっと左だった。送電線のことばかり気にしていたが、結局数箇所同時打ちの場合は、どこかの打ち上げポイントで鉄塔と重なることは避けられないかも知れない。ここからは仕掛け花火は全く見えず、ただ煙が低い位置で上がっているのでわかる程度(狼煙のようなもの)。プログラムを把握していないので、いつが仕掛けで次はどの「町」の花火なのかも不明。横位置撮影では、カメラはほとんど固定、右で上がろうが、左のスタマであろうが、中央に合わせずに撮影。横位置では小型のスターマインにズームしてしまうと、10号は思い切りフレームアウト。構図的に中途半端な結果となりました。立て位置では、海面をどれだけ入れるかにも寄りますが70ミリから100ミリ程度。
                      磯谷煙火店全開
花火仲間の間では「田原祭りの花火は、ここ数年すごく良くなっている」との評価だ。今回4年ぶりだったが、確かにスケールが比較にならない程拡張されていた。うわさでは聞いていたが、どうしてここまでスターマインが凄くなれたのか?なったのか?イオン近くで見たら、迫力満点だろうと痛感した。残念ながら、五町が「変わりばんこ」(子供っぽい?=順番)に打ち上げるため「今度はそっちかよ!えー、尺玉そこから?」などと振りまわれっぱなし。4年前はそれほど忙しくなかった気がするけれど・・・。しかし、きれいだった。磯谷さんの花火が何度も何度も見ることが出来、赤川花火が蘇って来たのは自分だけではあるまい。画郭はめちゃくちゃ、フレームアウトし散々な結果でしたが、初めての場所ゆえ、また花火も予想を超える大幅グレードアップゆえ対応力のなさを露呈してしまいました。
                 21時半終了は小さなお子さんにはきつい
撮影中、花火を見に来る車と、21時を回ってぐずりだした子供を乗せて帰宅する車と、ひっきりなしに往来があった。花火がうまく撮れなかったのを、そのせいにはしたくは無いものの、撮影に集中出来たかと言えば「ノー」。来年リベンジが可能なら、同じ緑が浜でももう少し場所を考える必要がある。今回、車から三脚まで5メートル、別にトイレは近くなくても大丈夫だが、それも10メートルチョッとの所にある。便利すぎるのだ。風は右から左、ほぼ西風だったが滞留あり。仮に中央公園の汐川沿いで撮影していたら最悪だったかもしれない。地元カメラマンに聞いたところ、蔵王山からだと、送電線の影響はほとんどないらしい。俯瞰する形になるのので、山すそに隠れてしまうのかもしれない。チョッと気になったのがワイド・スターマイン。蔵王山からだと重なってしまうのでは?いろいろ考えると、やはりイオンが無難な場所なのだとは思った。一つだけ利点は、緑が浜からは全く渋滞なしで23号バイパスへ出られること。オール下道で21時45分出発25時45分に戻ることが出来た。

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