相棒の栞  モバイル版

茨城県神栖市東深芝・同市東和田県道117号
撮影日時 : 2019−10−31
10月の栞 『神栖港公園展望塔及びその周辺』
                           <港公園展望塔>
10月13日(日)に行われる予定だった、「神栖花火大会」に出かけるつもりで撮影場所を調べていたら、工場夜景と花火が撮影できそうな場所が探せた。あいにく台風の影響で中止になると同時に、12日に身動きが取れなくなってしまった生徒の振り替えもあり、敢え無く計画は消え去った。しかし、転んでも唯では起きたくない!!この付近が工場夜景でかなり人気があることが分かった。「鹿島臨海工業地帯(地域)」は苫小牧港などと同様に、「掘り込み式」の港として私立中学受験のテキストには載っている。実際には見ていないのに、今迄偉そうなことを言ってきた。実際見てみないと…。

鹿島臨海工業地帯とは呼んでいるが、実際工場夜景で紹介されるのは、鹿嶋市ではなく神栖市のほうが多い。今回はその中でも、自分が関心を持った「港公園展望塔」にお邪魔してみた。公園奥に高さ52メートルの展望塔が立っている。大した高さではないが、海に面しているので見晴らしは抜群だ。上る前から実際の数字以上にそびえたっている感じがする。よく目を凝らすと、円盤状の造りの上にピカピカ光る手すりが見える。まさか、あそこまで上れるの?そのまさかが、200円で実現可能なのだ。残念ながら17時で閉まってしまう。だから、この時期ではトワイライトタイムは早すぎて迎えられない。帰り掛け、受付のお姉さまを少し過ぎた女性に「12月の上旬に又お出かけ下さい。その時は、17時に閉まった後は21時迄ライトアップもありますから。」と案内された。15時過ぎに30秒のエレベーター乗車で展望室まで上がり16時30分まで約一時間(なぜ17時までいなかったのかというと寒かったから。それに、一人で周囲を眺め、さらには真下の人を見ていると、少しずつ恐怖感と共に嫌なことを考え始めてしまった。地震が来たらどうしよう?寒さとともに足元がふらついてもし落ちたら?…。)自分がいた間に上がって来た人は4人、10分から15分程度しかいなかったから、後は貸し切り状態。特に船の行き来がこの角度で撮影できたのは収穫だった。残念ながら地平線に沈む「サン・セット」を期待したのだが、途中で雲に隠れた夕日は夕景すら残さずに見えなくなってしまった。

鹿島港はもともとは単なる砂浜海岸で、[鹿島砂丘]と呼ばれる広大な土地だった。昭和30年の中頃までは、農地だったが土地が痩せていて、作物栽培にはあまり向いていなかったようだ。昭和40年11月になると(計画は昭和36年)砂浜を掘る工事が始まり、44年に開港。2200ヘクタールの工場用地,10万トン級の船舶が入港できるという。このような説明書きを読みながら、きれいに切り取られた砂浜をイメージするのも悪くはない。スケールの大きさに唯々、舌を巻くしかなかった。もし、きれいな夕日を拝むことができれば、17時まで寒さをこらえて頑張るつもりだったが、雲隠れした太陽と全く赤く染まらない空に、下界へ降りる決心をした。しばらく車の中で暖を取り夜景撮影に臨む。

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