相棒の栞  モバイル版

静岡県伊東市富戸1317−13
撮影日時 : 2019−12−20
12月の栞 『伊豆シャボテン動物公園=その2=鳥編』
生き物を扱う動物園や水族館の入場料は、ちょっと高めではある。江の水(新江ノ島水族館)は、自転車で15分も走れば行かれるけれど、行ったことがない。伊豆シャボテン動物公園の入場料と江の水のそれは奇しくも同じ2400円。ただ伊豆の方はシルバー料金(70歳以上)があって2000円。残念ながら自分は該当せず。駐車料金を合わせると2900円と、それなりの出費。もっとも、P料金をケチりたければ「大室山」駐車場に止めれば無料。しかし、そこから可成りの急坂を登ることになる。到着時、400台収容の駐車場に30台くらいしか車は止まっておらず(一番奥に固まって駐車してある車はおそらく従業員のもの?)、拍子抜け。自販機で切符を買い入場。再入場は認められていて、切符さえなくさなければOK.。時計回りに縄るとすぐに「バード・パラダイス」がある。建物に入り靴の消毒をしてから扉を開けて階段を下りる。鳥が放し飼いになっているのにはちょっと感動。鶴、孔雀、カモなどが歩き回っている姿、それも全然逃げずに人間無視で歩き回っている。湿地帯への階段を下りていたら、滑って尻餅をついた。一斉にバタバタと羽音がして近くの鳥が逃げた。しかし、それも一瞬で収まり、それ以降警戒をする様子もない。この場所でしばらく孔雀が羽を広げるのを待ったが、餌を啄むのに忙しそうで、期待には応えてくれなかった。

「カピバラ虹の広場」へ向かう途中、リスザルが素早く枝を伝って動き回ったり、園内の道路を孔雀が平然と歩いていたりで、なかなか面白い体験をした。至る所にそれ用の餌の自販機があり、子供が一生懸命孔雀に餌を与えていた。孔雀に関しては、正に帰ろうと出口に向かって歩いていた時に、その瞬間(羽を広げた)が訪れたのだが、それは時系列的には最後となります。

シャボテン・エリアに到着し、あまり興味がなかったものの、時間はたっぷりあるので温室入り口に通じる地下道を歩く。室内は気持ちが悪いヌクヌクで服を脱ぎたくなったが、手荷物が多くなるだけなので我慢。おかげで温室を出る時には汗をかいていた。温室はすべてピラミッド型に変わっていて、名物だった地球儀型のそれはなかった。通路をボーっと歩いていると、いきなり目の前にフクロウがこちらを見ているのでハッとした。最初は剥製だと思ったが、驚くなかれ本物。首を左右に回し、動いているのだ。横の看板を見たら4種類くらいのフクロウ(ミミズク)の紹介があった。急いでカメラを構えたが、全然驚く様子がない。こちらをじっと見てはいたが、本当に置物のような感覚。おかげでピントバッチリの撮影が出来ました。

やはり鳥は種類が多く(掲載枚数も多くなってしまいましたが)一つ一つご紹介もできないし、それぞれについての知識もありません。ここは一気に孔雀まで飛ばしてお話いたします。「カピバラの露天風呂」も人間のほうが根負けし、当のカピバラは、のぼせて気を失うのではないかと思われるほどの長湯でした。人間、一時間も風呂に入り続けていられないですよね。もし、帰りの時間を気にしなくてよかったら、自分ももう少しカピバラに付き合っていたのですが、30分ほどで退散。出口へ向かう途中、屋根の上がやたらガサガサうるさくて、見上げると孔雀が数匹歩き回っていた。そのうち一匹が屋根から地面に着地。続いてもう一匹が、恐る恐る下を眺めていた。直感的に飛び降りることを察し、急いでカメラを構える。EOS7?・MUの連写は、それなりに速いので、バチバチバチとシャッターを押す。数枚を組写真的にアップいたします。時間も気になり、カメラをリュックにしまいながらクジャクさんにさよならを言おうとした瞬間、広げたのだ!羽根を!!!慌てたなんてものじゃあない。リュックを道に投げ出し、カメラを引っ張り出す。おそらく、どこかに傷でもつけただろう乱暴なカメラの扱いだ。すぐに閉じてしまったら相当後悔するだろうと思ったのだが、実際には違った。メスが接近して来たための「オス」の「ファッション・ショー」の始まりだった。ショーはそんなに早くは終わらなかった。入念に正面の姿を見せつけたかと思ったら、次に後姿を披露、茶色の羽根を小刻みに振るわせながら「猛アピール」。表と裏との派手さと地味さの極端な差が、人間にも心奪われる美しさだった。結局10分以上続いたプロポーズは成功せず、メスは立ち去って行った。「ご苦労さん」一言その主人公(オスのクジャク)に声をかけたかった。なんかそれほど同情してしまったのだ。それにしても結婚への主導権は、孔雀も人間も「メス(女性)」が握っていることだけははっきりした。

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