| 2月の栞 『第一回奈良井宿灯明祭り』 |
年に数回取れるか否かの土日連休。勿論、自分で勝手に取れる訳ですが、長年の思いが積る「小千谷風船一揆」(気球と花火のコラボそして雪景色)へ行くつもりで休日にしておいた。しかし目覚まし時計のAMとPMのセットを間違え、5時起床のはずがラジオがならず、目が覚めたのが7時半。「ヤバ!」どうしようか迷ったが、今から支度をして早くて8時過ぎの出発。関越道の渋滞情報を見ると少し混み始めているところ。迷ったが、二度寝を決め込んだ。本来の予定は、新潟に入った後、夜の内に移動、翌日は能登半島を巡るつもりだった。元々ハードスケジュールなので、出鼻を挫かれたついでに昼まで「寝貯め」を決め込む。
昨年4月30日「富山チューリップ祭り」へ行き、そのついでに石川県輪島市の「白米千枚田」へ足を延ばした時、次回は、必ずこの棚田に設置されるイルミネーションを撮影したいと思った。しかし、冬の日本海、昨年のような大雪では来るまでのアプローチに時間がかかり過ぎ。しかも、ここのイルミネーションは昼間の太陽光が電源だから、ある程度日中に日差しがあったほうが好い。天気予報をチェックすると、24日はほぼ全国的に晴れマーク、能登半島もシッカリ「お日様マーク」のみ。ライブカメラを見れば、残念ながら雪は全く無く、棚田は茶色。まぁー贅沢は言ってられないので行くことにした。
昨年通り、松本から上高地経由安房トンネル越え。となると、ついでに長野県内の内、諏訪湖付近でのイベントに立寄るという計画変更。実は、2月3日に行われた「第21回奈良井宿アイスキャンドル祭り」を頭の片隅に置いておいたものの、天気があまり良くなかったので諦めた記憶が蘇った。3日は花火もあったので、期待は大きかっただけに「奈良井宿」の文字が記憶に残っていたのかも知れない。22日から24日まで開催される「第一回奈良井宿灯明祭り」では花火が打ち上がらないのは残念だが、「第一回」と言う点では騙されたと思って行ってみる価値は有る。もっとも、昨年までは、「長野灯明祭りin奈良井」と言うタイトルで、開催されていて、「リ・ニューアル」的要素が強い。そう!言うまでも無く、長野オリンピックを記念して開催されるようになった、長野市の善光寺で開かれる「長野灯明祭り」(2019年2月6日から11日開催)の「奈良井宿」版なのだ。
「奈良井宿」は中仙道34番目の宿場町。1843年の「中仙道縮村大概帳」に因れば、409軒(うち旅籠5軒)人口2155人との記録があるそうだ。特別、古民家に興味があるわけではないので、明るいうちの撮影はカットして、17時過ぎに到着。駅前ロータリーは既に満車。直ぐ近くの「道の駅奈良井」に駐車。3日間開催の中日の土曜日ゆえ、相当の混雑を予想していたのだが、閑散とした雰囲気に、「人気なさそう?」と感じた。ただ、当時の宿場町の雰囲気は十分に感じられ、この手の歴史物愛好家にとっては、一軒一軒のお店を訪ねたりしたら、一度の訪問ではとても時間的にも満足できないかも知れない。今回は、「道の駅奈良井」から中央本線の地下道を潜って反対側にある奈良井宿を道案内的に御紹介し、駅前から奈良井宿の町並みに入って行くガイド形式となっております。
それにしても観光客は少なく、その代わりそれと同数程度のカメラマンが三脚を担いで、歩いては止まり、アングルを決めて撮影して又歩く。待っていると時間がかかる。だから、もしこれで一般客が多かったら、撮影するカメラマンは通行の邪魔になる事だろう。逆に、この程度の人出で助かったのは、自分を含めたカメラマンたちかも知れない。それにしても雪が無い。3箇所程度、除雪で積み上げられた黒っぽい雪山があったが、それとて30センチほどの高さしかない。お店の人が、「こんなに雪が無い年は初めてだ」と言っていたが、雰囲気的にも矢張り雪はあって欲しかった。
綺麗な絵が描かれた灯明を一つ一つアップで撮影しようかと思って、何枚か撮っていると下のほうからお店の人が通りに出て来て、灯りを消し始めた。「まだ、30分になっていませんよね?」と言うと、お店の片付けもあるので・・・」との返事。気が付けば人通りもすっかり寂しくなり、カメラマンがまばらに居るだけ。此れでは早仕舞いも致し方あるまい。数カットだけは何とかゲット。撮影中、時々普通に住民の車が通るので、道路の真ん中に三脚を置いての撮影は、何度と無く失敗。道路は普通のアスファルト舗装で味気ない。もう少し、建物を浮き立たせて撮影できれば、もっとこの宿場の雰囲気が出せるのでは?その条件は、満月と雪明りかも知れない。 |
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