| 2月の栞 『能登半島最先端禄剛埼(崎)灯台(狼煙の灯台)』 |
能登半島もかなり先端近くになると、人も車も本当に少ない。睡眠を取っていない自分にとって、快晴の天気は時間がわからなくなる。時計を見てまだ9時だったりすると普通なら起きて数時間しか経っていないことになる。道の駅「狼煙(のろし)」にも車は2台ほどしか止まっていなかった。それにしても随分大きなパーキングエリアだ(300台との案内)。事前の下調べで、灯台へ続く二つあるコースの一つが整備中で通行止めであるとアナウンスされていたので、右側の道を使う。あまり判り易いとは言えない入り口案内に従い、商店の間の道を入る。少し歩くと左側に階段を見つける。それ程急ではないものの、運動不足の自分にはあまり楽とは言えない。途中に踊り場的緩やかなスロープがあり、ここで息を整える。第一ステップが74段、第二が114段。息を切らせて階段を上り切ると反対側から軽トラックが走って来た。此れにはびっくり!上がれる道があるんだ!考えてみれば当然なのだが、こっちはハーハー言いながら上がって来たのにである。「道があるんですか?」とチョッとバツが悪そうな顔をしている「オッサン」に声をかける。「秘密の裏道だよ」。それ以上は知っても意味ないので教えて貰わなかった。
禄剛崎灯台は、思ったほど高くは無く高さ12メートル。しかし180度以上開けた高台にあり、以前は有人の灯台だった。広々した敷地は、間違えなく公園のよう。桜の木も結構あり、花見には最高。眼前に開けた日本海を見ていると、微かに水平線が丸いのではないかと、先入観無しに見えてくる。眼下に目をやると、「洗濯板」(ご存知ないでしょうね。昔、洗濯機なんか無かった頃、凹凸のある板で泥だらけのズボンなどを洗った)のような岩が広がっている。外海と内海の両方から波が打ち寄せるので、様々な白波が立つので、いつまで見ていても飽きる事はなかった。暫くこの地を貸切にして、休息をとった後、再び石段を下る。行きに10分掛かった石段は、帰りには5分とかからず駐車場へ。ここから能登半島を南下、海岸線を右手に見ながら、途中「曽々木海岸」に立ち寄った後「白米千枚田」を目指す。 |
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