| 5月の栞 『青木湖の一本桜と農具川の芝桜』 |
中綱湖のオオシマザクラには、後ろ髪を引かれる思いだったが、6時を過ぎて撮影を続けたものの、7時近くになると辺りはすっかり明るくなり、夜中からスタンバイしていたカメラマンのほとんどは帰って行ってしまった。一端日が当たり出すと、6時でも7時でも、オオヤマザクラの見せる表情はあまり代わり映えがしなくなった。代わりに、この時間から撮影に臨もうとするカメラマンもチラホラ来ていたが、、色彩的に特別発色がよくなったわけでもないし、水面への写りが良くなったとも感じられなかった。確かに、さくらの色は濃いピンク色をしていて、暗闇の中でかろうじてカメラに移った青色の世界に包み込まれた発色の無い世界に比べれば、凄くきれいには違いなかった。どの時間帯のオオシマザクラを撮りたいのかによるのだろう!どれが一番良いかなんて、決められるものではない。
すっかり辺りが明るくなってから、改めて周囲を見回してみると、かなり高い所を国道が走っていて、まるで山間部を走る高速道路の様。チョッと見たことが無い高度差に、帰宅後フォッサマグナ上にあったことを知り、なるほど断層とはこういうことかと思った次第。今回、もう一つのメイン・ポイントは白馬村の「野平の一本桜」なのだが、その前に大町市内で立寄れる「青木湖」と「農貝川の芝桜」を撮影してからにした。何せ時間はあまりに余っていて、もっと調べ上げてくれば他にも行く価値のある場所が有ったのではないかと悔やまれるところ。
<青木湖の一本桜>
青木湖の一本桜は既に「近ちゃんギャラリー」の全国一本桜コーナーで紹介されていて、あえて立寄る必要も無かったのですが、その気がなくても国道を走っていると「ポツンと一本桜」で目に入ってくる。おまけに反対側には大きな駐車場があり、何の苦もなく手持撮影OK.。隣にいたカメラマンが、田んぼに水を張らなくなった事を残念がっていたが、確かに以前の写真には水が張ってあり、有るのと無いのとではかなり雰囲気が違う。ただ、あえて言ってしまえばこのサクラ、思っていたより全然小さいし、青木湖をバックにしていささか貧弱だ。それより、このサクラを引き立てているのは残雪を頂いた北アルプスの山々である事は明白で、この日もくっきりとその姿を見せてくれた。
<農貝川の芝桜>
大町市観光案内によると大町合同庁舎近くの農具川には芝桜が見頃だとあった。場所ははっきり判らなかったので、とりあえず「大町合同庁舎」をインプット。近くまで行くと芝桜会場の案内が出ていて、それに従って簡単に臨時駐車場に入ることが出来た。しかし、このP、臨時だけあって歪な形の河川の土手上。車は斜めに止めたり、土手ギリギリに縦列駐車したりで、ぶつけられる心配が大きい。しかも、車の出入りが激しく15分程度止めては帰っていく感じ。芝桜は遠くまで続いているのだが、あまり長居をする気にはなれなかった。ただ、ビッシリと芝桜が植えられている訳ではない割には、農具川の曲線を上手く利用してセンスの良い配置がしてあるなと思った。ここでも、バックに北アルプスが見えますが、あまりアップで撮ると、山の麓の送電線が大いに気になるところ。こればっかりは仕方ありませんがね。 |
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