相棒の栞  モバイル版

神奈川県横浜市栄区上郷町846
撮影日時 : 2019−6−2,9,13,16
6月の栞 『瀬上沢最終調査「漆窪」に於いて』
16日の日曜日には、到着が遅れ、「漆窪」まで足を運ぶ事が出来なかった。ここまで調べたら、瀬上沢のゲンジ蛍の終息を見届けない訳には行かない。それこそ中途半端、あるいは「尻切れトンボ」のレポートとして、前回の長々とした文章にお付き合いして下さった方々に、申し訳ない。そう自分に言い聞かせて、ホタルさんに出会うことが皆無であることを覚悟で足を運んだ。土曜日で混んでいたので、結局50分ほどかかり到着は19時。のぼりを2本立てて、守る会のおなじみの方がビラを配っていた。すっかり顔見知りになってしまい3分ほどの会話をした。まだ多少は居るとの事。月曜日(17日)まではかなり飛んでいたそうだ。乱舞の中「池の下広場」で守る会の方たちの「懇親会」をしたそうだ。「漆窪」「大丸」の状況を聞くも、数頭との返事。「行っても無駄ですかね?」と聞くと「行くだけ行ってみたら?」。今日は元々そこしか行くつもりは無かったのだが、期待しないで行くことが出来た???。

19時半に到着、1〜2頭光り始めていた。20時10分過ぎまでには10頭ほどが優雅に飛んでくれたのだが、その後は、パッタリ飛翔をやめた。その代わり、ゲンジに混じってヘイケが4〜5頭、確かに飛んでいるのを確認できた。過去の情報から、「ヘイケボタルが飛び始めたら、ゲンジはそろそろ終わり。」だと聞いていたので、現実を目撃出来たのは大きい。生憎ヘイケボタルを写真に撮るのは、ヒメボタルの次に明るめのレンズか、ISOを上げなければならず、対応できたとは言えない。お恥ずかしいながら、ヘイケボタルは水田に飛んでいるのを撮影した経験しか無い。、しかも、比較的固まった場所に飛び交っている近場を単焦点レンズで撮影したのでその時の難易度は余り高くない。この場所のように、木の上から一頭、草むらから一頭なんて突然の飛び方をされては、自分の腕と頭が対応しきれなかった。微かに左から右に薄ぼんやりと点線が写っているものをお恥ずかしいながら掲載させていただきます。

              <総括>
6月2日はゼロ回答。近藤師匠がお出かけになった5日は、ようやく飛び始めて「絵」になり始めたであろう初日か?9日は低温小雨で頭数の参考にならず。13日はピークに差し掛かり17日までが見頃だったと、独断と偏見と情報を勘案して、現地調査報告といたします。22日、守る会の方からのお言葉を付け加えるなら、「今年は去年と比べ、10日遅かった」そうだ。昨年が滅茶苦茶早かったから、平年にして5日程度遅いかと思える。よって、例年ここの見頃は、6月の第2週の土日前後をマークしておけば、ほぼよろしいかと。
             <追記>
23日は、ニノ岡神社のヒメボタルの下見に行こうかと思っていたのですが、昨日の「ヘイケボタル」が気になって仕方がないので、単焦点レンズを持って再び出かけた(もう気が狂っていると思われても仕方のない足の運びよう)。ゲンジボタル
の飛翔数は昨夜と比べやや減少か?、その短い飛翔時間は同じだった。よって、寂しい写真となりました。今日はヘイケボタル用に持参した50ミリで、その光跡を一筋でも捉えられれば、と言うのが主目的。控えめな気持ちで、「漆窪」まで歩く。雨の心配が殆ど無かったためか、18時半到着にも拘らず、10台ほどずらりと車が並び(昨日は8台)、電動ママチャリも2台。もう殆ど飛んでいないのに、お気の毒様。入口には昨日とは別な方が立っていたが、流石に「まだ飛んでいますよ!」の言葉は聴かれなかった。

「漆窪」に到着すると、2日の日にお会いしたカメラマンがお一人先着されていた。前回も気兼ねなくお話しをさせていただいた方なので、この日も準備の妨げにならない程度に喋り捲り。彼は、港南区に住んでおられるとかで、矢張り今年4回ほど来られたそうだ。先週の日曜日もここまで来ていたそうで、自分が時間に遅れて辿り着けなかったせいでお会いできなかった。彼もゲンジの次にヘイケが出ることを承知の上で来られたそうで、カメラ二台体制で、アジサイを入れた風景にホタルを加味した構図設定をされていた。

19時30分には、ゲンジボタルが木に止まったまま光り出した。その飛翔は30分程で終わってしまったが、その間、時折ヘイケボタルがかなり高い所を飛でいた。ゲンジに比べ、、光の周期が短く、光ぱなしの時もある。やや弱々しい光り方で、二種類を同じ視界の中で一度に見たのは、もしかして初めてかも知れない。やがて、ゲンジが飛翔の後半を迎えた頃、なぜかヘイケボタルの頭数が増え始め、10頭をやや超える勢い。昨日も低いところではなく、木の枝辺りから降りてくるヘイケもいたので、縦位置で構える。反面、過去、水田の稲の間を飛び交うヘイケのイメージも捨て切れず、水面も入れてみた。しかし、ここのヘイケボタルは、水面スレスレなんか全然飛んではくれなかった。3メートル上空なんて当たり前、画郭にも入りゃしない。ゲンジよりは30分以上長く飛んではくれたが、ひっきり無しと言うわけではなく、お休みの時間は長く、30分の間の3回ほどしかチャンスは無かった。それでも一度だけ、此れは良いと思える飛翔を見せてくれた。やがてヘイケも光さえしなくなったので、仕方なく21時頃帰りの支度。

昨日同様、池の下広場には誰も居らず、ゲンジボタルの姿も入り口まで戻る間に5〜6頭ほどしか見なかった。結局ヘイケ蛍の写真はまともなのが一枚、証拠写真程度が二枚だけ撮影できた。港南区のカメラマンさんが言うには、「そんなに沢山は蛍の写真は撮れませんよ!」.その言葉に妙に納得しつつ、入口付近で又どこかでの再会を願って別れた。そして自分自信、今年の「瀬上沢」のホタル撮影は完全に終わった。

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