前日の27日土曜日は全国で100あまりの花火大会が予定されていた。そして、昨年同様、台風の影響でかなりの大会が中止又は延期となった。「隅田川花火大会」も、朝イチで開催を決定していたが、その後の天候では、延期もありうる表現を使っていた。実際、雨の心配はそれ程でもなかったが、風の方は「東京都における煙火消費に関する基準」(7メートル以上が10分間以上)に抵触しそうだった。しかし、主催者側の強気が功を奏し、無事開催。おめでとう御座います。
一方「桑名水郷花火大会」は翌日に延期、「安倍川花火大会2019」に至っては、二年連続の中止。蒲郡も前日のイベントは、こちらも二年連続の中止で、日曜日の花火だけは二年連続開催された。付いていると言えば言えるが、昨年は相当に早い梅雨明け、今年は平年より10日近く遅い梅雨明け、どっちにしても昨年同様、台風の影響をもろに受けたことだけは間違えない。
最近の印象として、台風が去った後のいわゆる「台風一過」の晴天が無いように思う。今回も「曇りマーク」が続き、風も殆ど無風の南寄り。蒲郡は自分の中では多く足を運んでいる花火大会で、海風にして逆風気味傾向に有る。で、竹島水族館側へ場所をとるか、市役所よりにできるだけ右(西より)に歩くかで、多少もろ被りを避けるしか無い。ここ数年、撮影場所に選んでいる「豊岡」も悪くは無いが、多少花火に対して左側過ぎるのか不満。その直ぐ東に位置する「潮見展望台」も、この日、岐阜から来たというカメラマンが言うには、3尺玉には良いけれど・・・と言った感想だった。
今回は天気予報的には、一昨年(2017年7月)の二の舞を覚悟して出かけた。もし、「とよおか」しか撮影地を考えていなかったら、別な花火大会へ出かけていたかもしれない。現に、三ケ日のK氏は、矢張り前日からの延期となった。「2019きほく燈龍祭」へ出かけた。「彩雲孔雀」と言ってここでしか見られない花火だそうだ。皆さん、よく研究して調べ上げています!
実は、蒲郡に関しては昨年花火仲間からヒント的に「とよおか」より西側にも良い場所があることを教えられていた。勿論、詳しくは聞いていないし、聞いても目印が山だったり、史跡だったりで実際行ってみなければなんとも判らない。当然グーグルおじさんには事前に歩いてもらい、この辺かな?の目安は付く。便利な世の中だと思う。
13時出発。途中浜松北〜いなさ間で事故渋滞3キロ、蒲郡ICを降り県道73号線はトンネルを抜ける頃から突然の渋滞。車が殆ど動かなくなった(毎年の事だが)。近隣、豊田おいでん、桑名水郷など重なっているが、蒲郡もかなりレベル(加藤煙火さんの)が上がって来ていて、人気度は高い。17時、探索ポイント付近に到着。ミカン畑の広がる農道と言うよりは林道をゆっくり走る。何箇所か眺望の良い所が見つかったが、やや右寄り過ぎ。手前の小高い丘も気になる。出来るだけ国道23号のインター付近に適所を捜す。岐阜からのカメラマンに会ったのは、自分が車を止めて、前日の強風で落ちた道路上の枝を取り払っている時だった。彼も同じくこの辺りに目星を付けても探索中だった。殆ど迷うことなくポイントは見つかった。元々、蒲郡と言う町は周囲に山が多く、捜せばもっといい場所が在りそうな気がした(いきなりの強気)。とりあえずは、今回は23号脇からの撮影とする。
岐阜のカメラマンと、これまでここ蒲郡の花火を撮影した場所などの意見交換をしていたら、あっという間に18時半。慌てて機材を取りに車に戻る。ここからは10号玉が、蒲郡の夜景を多少入れて横位置130ミリ前後。6号玉だとAPS-Cに24〜105をかませても小さすぎ。200ミリ以上なら縦位置で寄せれば結構。基本縦位置メインとなる。19時に合図の雷が揚るも煙の移動が殆ど無かった。覚悟はしていたものの、クリアーな撮影はとても望めない。ただ低い雲が立ち込めている訳ではないので雲に隠れて全然見えないということは無かった。しかし「煙害」は酷かった。全体に薄くケムだらけになるというよりは6号から8号玉の高さ(150メートルプラスマイナス50メートル程度か?)に煙りが分厚く滞留してしまい、真っ黒に写る。悪いほうの蒲郡になってしまった。
今回は、昨年のような三尺玉が不発と言う事はなく、三つとも素晴しい成功だった。プログラム全体も、ミスだと自分が気付かなかったからかも知れないが、100パーセントに近い進行。それだけに、この日撮影した写真の酷さにがっかりしてしまった。来年は、風向きにも因るが、そこそこの風速なら、例え逆風気味でもこの場所から再挑戦してみたい。FM「やしのみ」(84,3)の音声もバッチリ入るので、助かる。それにしても加藤煙火の社長、実況中に2回も田原から撮影した3尺玉の写真が素晴しかったと感想を述べられていました。確かに南風ならそれもありとは思いますが、おそらく田原からでは3尺しか狙えないのでは?と思います。撮ってもいないのに決めつけは良くありませんね。間違っていたらゴメンナサイ。試してみる価値はありそうですけれど。
ラストに近付くにつれ、高くそしてワイドに広がる花火は、ここからだとイマイチ迫力に欠けるものの、十分見ごたえがあった。エンディング近くに、やたら千輪が多かったのも今年の特徴。もしこれがクリアーな視界で見られたなら、至福のひと時だったであろう!当日FM豊橋のパーソナリティを務めていた「いいだ・まき」さんと加藤煙火社長とのやり取りはなかなか面白かった。花火によっては「まっきぃ」の「わび」とか「千輪」とかの花火用語登場に、加藤社長が、感心してツッコミを入れたり・・・。ラストの花火は、「ワァー」・「キャアー」の連発。それにしても、会場近くでは、そんなに花火が綺麗に見えたのでしょうか?時に、こういう実況って、余り見えなくても、あたかもよく見えているようなテンションで盛り上げたりするので、半信半疑で聴いておりました。
今回は、ほぼ全滅の状態で、まともな花火はほんの僅かと言ってもよいくらいですので、無風と湿気にやられた証拠に動画を2本用意いたしました。これをご覧になれば、その酷さ?がお解かり頂けるのでは?と思います。オープニング花火が約2分、エンディング花火が3分30秒ほどですので、お付き合いいただけたら幸いで御座います。
オープニング花火 ⇒ クリック エンディング花火 ⇒ クリック |