| 8月の栞 『ナイト・スカイウォーク花火祭』 |
<まさかの「サザンビーチちがさき花火大会の中止>
仕事が終わって、慌てて電動アシスト自転車で出かけた。
風はそれ程強くは無く、むしろ逆風とは言え南風は仕方がない。
昨年「ヘッドランド」で撮影し、所謂水中花火(ここでは「
孔雀花火」と呼んでいる)が、
真横になってしまい斜め打ちの撮影が出来なかった。
今年は逆風覚悟で正面からぶつかってみるつもりだった。「
汐見台」からサイクリングロードに出て海を見ると、
結構荒れていた。サーファーにはうってつけの波の高さなのか、
かなりの人手。
バーベキューのいい匂いをかぎながら先ずはヘッドランドを目指す
。昨年はヘッドランドの駐輪場に「この先自転車進入禁止」
の立て札が立っていたが、今年はない。
いい調子でサザンビーチを目指す。目的地到着直前、
係員が画用紙大の紙を持ち、何か言っている。近づくと「
花火大会中止」の文字。あまり驚きはしなかった。
確かに漁港の岸壁(平島)に打ち付ける波は白波を高く上げ、、
波飛沫がはっきり見て取れた。「出来るわけ無いな!」
そうはっきりと思えた。
それより事前にチェックしないで家を出た自分に腹が立った。
時刻は17時半、急いで帰路につく。
<車に乗り換えて三島スカイ・ウォークまで>
この日、16時半に仕事を終わらせれば、
近場で行くことが出来るのは茅ヶ崎と三島の二ヶ所。
相模湖も有ったが少し遠い。前の二箇所は予め調べ、そして、
迷っていた。ただ茅ヶ崎が中止となった以上、「
江戸の敵を長崎で討つ」ではないが、何とか三島で敵をとりたい。
「三島スカイ・ウォーク」は近藤師匠とも撮影に出かけていたし、
今年5月に行われた花火は小野里先生が夜景バックに撮影されてい
る。小野里先生の観覧記を拝読させて頂き、
撮影場所は大体の見当がついていた。
だから時間ギリギリでも車さえ止められれば何とかなるという勝算
はあった。もっとも、 花火の打ち上げは20時以降だから一時間程度はロケハンの時間は
有りそうだった。当然、 施設内のPに車を入れるつもりは無かったし、
今となっては旧道になってしまった、「山中城跡」
には駐車スペースがある。先ずは「みはらし学園」
付近に車を止め付近を探索。実はこの周辺、 新しく1号バイパスを造っている最中で、道がコロコロ変わる。
スカイ・ガーデンの裏手に民家が一軒あり、
ここへの道も今は迂回されている。
自分がもし花火を撮影するとすればここからかな?
と内心決めていた場所。早速、
新しくアスファルトがひかれた道を入っていく。
なぜか駐車許可証をダッシュ・
ボードに置いた伊豆ナンバーを中心とした車がずらりと並んでいた
。
<打ち上げ業者さんと出会う>
土手で休んでいた2人の男性に、
ここから花火写真を撮っても構わないか?聞いた所、「
造園業者なので、判らない、あそこにいる人に聞いて!」
と言われた。 10メートルほど先にポツンと立っている長身の男性のところへ歩
を進める。「花火写真を撮りたいのですが、
どこまでが立ち入り可能ですか?」と尋ねたところ、
足元に花火の筒が20本くらい有るではないか!
業者さんだったのだ。「
あそこの黒い車からこちらは立ち入り禁止区域です」と。さらに「
ここは私有地だし、柵が邪魔だろうから少し離れたほうがいいよ。
」意外にも親切な対応だった。「打ち上げは20時30分、 5月の時より多い打ち上げ数。
ネットで見たらもっと山の上のほうから撮った写真が載っていた。
(遠くを指差し)、あの辺の開けた場所なんか良いんじゃないか。
」と言うようなことを教えてくれた。因みに、業者名を伺うと「
花火ランド」との答えが返って来た。そう、
イベント花火を多く手がける花火仲間では知っている人が多い会社
。
<駿河湾を背景にした花火>
20時半過ぎ、会場では何やら声が聞こえるが、 実はここは1号BPの上り車線側。
制限速度を越えるスピードで勾配を上がってくるものだから車の走
行音で何も聞こえない。折角の夕景・
夜景の美しさも雰囲気丸つぶれだ。カメラは2台体制。
つり橋の両脚を画郭に入れた50ミリ程度と花火だけを縦位置で撮
ったもの。花火自体はMADE IN C〇〇〇〇〇製を一瞬疑うほどの質だが、
バックの美しさが花火を引き立ててくれた。
途中間が抜けた時間もあったが、21時近くまで打ち上げてくれ、
最後は冠のスターマインで仕上げ、それなりに良かった。
あくまでも、「三島スカイウォーク」
を訪れた人たちへのお楽しみ花火だから、この花火だけを(
吊橋料金も払わず)撮影して、
花火の良し悪しを述べることは本来の趣旨ではない。
打ち上げ近くになってカメラマン5〜6名、見物人4〜5人、
そして路駐して車から飛び出してくる非常識人間2組。
自分はもうここへは来る事は無いけれど、
かなり怖いスピードで上がって来る車が、
チョッと路上駐車の車を避け損なったら(非常識人間は、
ぶつかるほうが悪いと正論を主張するだろうが)、
ガードレール無しのBPは相当危険な場所に成る。
自分たちが負える責任を、越えるような事は、
自問自答してチョッと考えて欲しい。 |
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