D90が観た画像  d90-14201

撮影地 山形県・鶴岡市  長野県・松本市  東京都北区王子・紙の博物館
撮影日時 2014/3/14  2014/3/21  2014/10/3
作品のタイトル 各地の姉様人形に出会う
作品の概要 各地のお雛さま巡りをしていて気付いた事であるが、江戸時代、お雛さまを購入できるのは、大名か豪商か豪農に限られており、庶民の子女は土や紙で出来たお雛さまで遊んでいたものである。
今回、鶴岡、松本で出会った「姉様人形」も江戸で端を発した紙製の人形が参勤交代のみやげ物として各地に持ち帰られて、郷土玩具として発展していった物。
江戸時代・明治時代は、需要も有り製作者も多くいたので、全国各地に分布していたものだが、戦後、ゴムやプラスチックなどがおもちゃに使われるようになり、紙製の人形で遊ぶより、「リカちゃん人形」で遊ぶ子女の影響も有り、さらに、製作の継承者もいなくなり、各地の郷土玩具は衰退して行った。

今回の旅で、「庄内姉様」を継承する製作者・野田靖子様とめぐりあった。
「松本姉様」の製作者・「ベラミ人形店みむら」の夫婦にめぐりあった。
そして、この度、紙の博物館にて「江戸姉様」を撮影できたので、ホームページとして取りまとめました。

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