D90が観た画像  d90-14203

撮影地 栃木市 お蔵のお人形さん巡り 岡田記念館
撮影日時 2014−10−9
作品のタイトル 岡田記念館の「お蔵のお人形さん」
作品の概要 現在の岡田家当主は第26代、女当主です。
ちょうど私がお雛さまに夢中になって撮影している最中に喫茶店に戻ってきました。
10分ほどでしたが、岡田館長さんから展示されているお雛さまの説明や今回のイベントの主催者・実行委員会との経緯に絡む愚痴などを耳にしました。

ところで、岡田家のルーツは、550年以上も昔、武士として後醍醐天皇に仕えていたが、天皇が隠岐の島に流された後、足利幕府に仕えたとか。
江戸時代慶長の頃帰農し、士豪として栃木に移住し、栃木の荒地を開墾し、徳川家から「嘉右衛門新田村」という名称を賜り、以後代々の当主は嘉右衛門を襲名している。
現在の「嘉右衛門町」という地名の由来となっている旧家です。

日光例幣使街道の開設に伴って名主役を、また畠山氏の知行となると屋敷内に13ケ村の陣屋が設けられ代官職を代行するなど、地域発展のために寄与しています。

歌麿をはじめとした浮世絵や春画の骨董や、「篤姫」の時代に、幕末の江戸城大奥へ二人の娘が行儀見習いに、江戸城に奉公に登ったエピソードや、テレビドラマでのロケ地になった・・・などが公式ホームページに載っています。   ⇒ ここをクリック
さて、お雛さまに話を戻すと、旧家のお蔵に眠っていたものを「後の雛」として、喫茶店に虫干目的で公開しています。
天皇とお后、五人囃子、お駕籠の中の赤ちゃん、[箱雛]・・・30cm四方の箱の中(縦横30cm、奥行10cm)にお雛さまセットと、かなりの骨董品です。
また、岡田館長さんから『畳の縁の繧繝模様』のうんちくを承りました。