早咲きの桜・河津桜は、伊豆の河津町で発見され、河津町で苗木を育て、桜並木を植樹した。
その後、苗木の販売が促進され、各地に「河津桜」の名所が続々と誕生し、今や、公園などでも1〜2本の河津桜があるほどに拡散しすぎた。「花見」をしたいなら、何処でも良いのだが・・・・、カメラマンとしては、コラボレーションする被写体が目的である。
富士山と菜の花と河津桜・・・なら『松田町 西平畑公園』 と 『大井町おおいゆめの里』 と 『御殿場 時之栖(ときのすみか)』。
電車と菜の花と河津桜 ・・・なら『三浦海岸』のみ。
河川と菜の花と河津桜 ・・・なら『伊豆河津温泉郷』 と 『南伊豆町みなみの桜』。
ところで、三浦海岸の河津桜並木を初めて取材したのは、12年前の事。
当時は1000本中のうち、900本が幼い若木だった。
今年(2018年)は、16回目を迎え、ますます盛り上がりを見せる『三浦海岸桜まつり』 例年30万人以上のお花見客やカメラマンでにぎわうそうだ。
スライドショーの1枚目の写真は、2018−1−3に撮影したもの、2枚目の写真は同じ木を2−23に撮影したもの。
1月、2月と寒い日が続いたので、昨年暮れに開花を始めた河津桜も開花促進を止めてしまったので、2ヶ月以上も見頃の木になっていた。
桜の満開となると、メジロの訪問は歓迎されるが、「スズメの花散らし」公害は困ったものだ。
先日、熱海で花散らしの現場を撮影したが、三浦海岸でも現場撮影に成功した。 |