D90が観た画像  d90-22007

東京都港区虎ノ門一丁目
撮影日 :  2022−1−12
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今年の干支の「虎」に、真っ先に浮かんだのは「虎ノ門」。 江戸城大研究の「虎ノ門」編で、以前訪ねたが再度、訪れた。
虎ノ門の由来は、江戸城にあった36の門のうち、「寅」の方角の門だったことによる。
大正12年(1923)の関東大震災による火災とその後、2度にわたる区画整理が実施され大通りができ、太平洋戦争による空襲で再び町が焼けたことから、堀も虎ノ門そのものも、今はない。 

戦後、復興を成し遂げた虎ノ門会の人々が「往時を偲ぶ一片の石」として石碑を建て、石碑の上に石造りの虎を置いた。
虎ノ門会の会長によると、たびたび耳などが壊されたため、やむなく骨董店で銅製の虎を見つけ、2代目として設置したという。

銅像の虎は大きさ35〜40cmほど、御影石の立派な石の台座に乗せられており、碑文によると、昭和27年(1952)、町の名前が今入町から虎ノ門に改称されて3周年になったのを記念して地元町内会の「虎ノ門会」が建てたもの。