相棒の栞  モバイル版

群馬県みなかみ町
撮影日時 : 2025−6−22
6月の栞 『月夜野源氏ボタル(初訪問・下見)』
来月、近藤師匠と予定しているのは月夜野蛍の里のうち「沢入沢」の鑑賞地(池)。今回は南側の「古城沢」を訪ねることにした。昨年、近藤師匠は月夜野源氏ボタルのの撮影にお出かけされており、明るい月光の悪条件の下、最善の取材をされた (→昨年の写真はこちら。)。その時点で、来年は新幹線でなく、車で出かける約束をしていたのだが、駐車場の問題や撮影場所によってどこに停めたらよいかなど、撮影以前の下調べが必要かな?とは感じていた。決断を促してくれたのは、教え子の「蛍が見たい!」の一言だったのだが、この点については後ほど触れることに。

16時少し過ぎに出発、圏央道の渋滞なしで2時間半で到着。予定より早く着いたおかげで、案内図片手一回りすることができた(ついでに付近の嶽林寺も)。昨年、師匠が撮影したであろう場所には、カメラマン向けの注意事項が書かれた立札が立っていて、そのおかげで、この場所が定番ポイントだと教えてくれたようなもの。他にもマイナーな場所なら探せばあったのだが、とりあえず、今回は昨年の近藤師匠とほぼ同じ場所で撮影することにし、三脚を構える。

泊まりがけで撮影に来ていた夫婦が自分よりも早くに場所を確保していたので、ご挨拶させていただく。昨年も夏至の日に来たそうで、その時の飛翔は素晴らしかったそうだ。もう1人埼玉県からいらしたカメラマンは、初だそうで、4人固まって三脚を並べた。

19時を過ぎるあたりからポツポツ人が、駅方向から歩いて来る。何人かの人にピーク時間を聞かれたが、「1時間も待つのか・・・。旅館の夕食に間に合わない。」と言って千葉県から来たのに、帰ってしまった家族連れもいた。

飛翔は駅に近い下流から少しずつ始まり、19時50分頃から露光を始めた。やはり案内の通り20時過ぎにはかなりの活動を見せてくれた。そして、ご案内の通り21時には少しずつ頭数は減り、木々に止まって活動休止。セルフタイマーにした後は、暇なので下流の方を見に行ったが、沢沿いにそれなりの数は飛んでいた。ただ、人物が入り込んでしまう可能性が高く、今回初観覧なので、定番位置からカメラを移動することは控えた。21時を過ぎると見物客も激減、誰もいない通路をワンカットだけ撮影した。21時半近くになると嶽林寺駐車場まで車が入ってきてしまい、光害を受ける。また、湿地につながる通路には灯りが点灯していて思いのほか影響を受けた。

初めての場所故、駅を超えて沢入沢付近まで来たのだが(沢入沢側の臨時駐車場は19時過ぎに一気に7.8台の車が入り満車。日曜日ということを考慮すると当然か?)、時期的なものか時間的なものか定かではないが、規制はされていなかったので駐車場は使わず、北側の少し広いところに車を止めておいた。

実はこの日、かねてからホタルを見たいと言っていた高一の男子を連れて行った。彼には、車のすぐ横に三脚を立てタイマー撮影を試みてくれた。カメラの見張り番をしながら、ホタル見物を楽しんでもらった訳
。その間、LINEで状況報告を受けた。「結構飛んでいます。」という報告は受け、何度もセルフタイマー任せで沢入沢迄足を運んだ。

実際、目の当たりにして驚いた。ちょっと信じられない光景を目にした。池の上を(正確には対岸の林の前を)50頭は下らないゲンジボゲンジボタルが飛んでいた。余りにもたくさんのホタルが飛んでいたので古城沢のカメラそっちのけで、教え子と手分けをして場所を変え、いろいろな場所で撮影を試みた。

ただ、残念だったのは、暗くなってからのピント合わせがうまくいかず、場所移動を後悔した。それにしても、この眺めは感動的だった。21時半頃には数人いた見物客もいなくなったそうで、教え子から「少し1人では怖い!」との連絡。22時過ぎには休み時間に突入してしまったが、「近いうちまた来たい。」という気持ちにさせたのは紛れもない事実だった。

総括として、二ヶ所を一度に撮影するのは両者の蛍のピークが違う為、無理かと思っていたが、その点はあまり問題ではない。寧ろ、二ヶ所を行き来する事が可能かどうかだ!今回のように、ご夫婦で来られたカメラマンさんや、現地初の埼玉県からのカメラマンさんと三脚を並べて撮影していられたので、移動は可能だったが、ではもう一方の三脚はどうするのか?同じようにカメラマンを見つけるか?見つかるか?移動に往復10分一方で撮影確認5分として、最低でも15分はどちらかが無人になる。月夜野のホタル見学者が全員善人だとは思いますが、多少の不安は残ります。

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