紅の館は、昭和57年、堀米家10代目当主より、河北町に寄贈された当時は存在はしていなかった建物で、昭和59年に紅花資料館として開設された際に、紅花の歴史・生産・流通や京都との交易の様子、紅花がこの町にもたらした文化を知らしめたり、紅染の手法や時代雛、紅染め衣装などを知る事ができた。 と言う訳で、館内に入ってすぐに、等身大雛人形「平成の親王雛」が出迎えてくれた。 これは、埼玉県岩城人形協同組合作の人形で、目測で140センチほどあるもの。 国内最大級のおひなさまといわれるもの、・・・ただし、私は、勝浦と 二木屋と 藤枝で このクラスの人形に出会っている。
時代雛で展示されているお雛さまは、数は少ないが、旧家にのこる雛人形で、顔かたちの優れたもの、背の高いもの、衣装にヤブレの無いものを選んで、立雛、元禄雛、享保雛、古今雛、有職雛、次郎左衛門雛、御所人形、からくり人形など格調高い時代雛が並んでいました。 |