作品の概要 |
明治の末期から大正の初期という時代は、「日本が一番元気だった」と言われている。
時は大正3年、皇居から東に、真っ直ぐに伸びる50m幅道路の端に、赤レンガ造りの東京駅舎が建てられた。 (1914年12月20日に開業)
丸の内駅舎は、全長約335メートル、奥行約20メートル(北口および南口のドーム棟は奥行約40メートル)、
尖塔 (せんとう)
部を含む高さは約45メートルで、建物全貌の写真を撮るには、駅前の丸ビルか新丸ビルのオープンテラスから眺めないとダメである。まもなく開業100年を迎えるが、その間に色々な事件が起きている。
1.太平洋戦争末期の空襲でドーム型の屋根が焼け落ちた。
2.外壁の赤レンガも欠損している場所がある。
3.1921年には原敬首相が暗殺された。
4.1930年には浜口雄幸首相が暗殺された。 |