日蓮聖人が10月13日に入滅したのを祝い、全国各地の日蓮宗寺院では、お会式なるものが営まれるようだ。
730年以上の歴史を誇る「御会式万燈錬供養」は万灯と団扇太鼓のみの行列だったが、いろは48組の江戸火消しが纏を振って参加したのを、江戸っ子に受け入れられ、以後、万灯行列の露払いとして纏が定着したそうだ。
大田区の「池上本門寺のお会式」には、2012年と2018年の2回撮影に行っているが、今年は、杉並区の「立正佼成会」に取材に行って見ました。
2012年 122池上本門寺のお会式 123大堂参拝 124万灯飾り 125纏振り
2018年 301池上本門寺のお会式 302境内お練り 303纏振り立正佼成会では、昭和24年に、日蓮宗日円山妙法寺(東京・杉並区堀ノ内)のお会式にはじめて参加し、さまざまな経緯を経て現在の「お会式・一乗まつり」となりました。
昭和25年には、鎌倉の龍口寺お会式に参加する。 翌年の昭和26年からは立正佼成会独自の様式によるお会式が行われる様になり、現在では、都内全域から21隊が結集して、13時40分から17時00分の間で、1隊が30分かけて、約400mを行進するのであった。
規模は、池上本門寺の「約2キロ、百数十講中、総勢3000人、見物客30万人」と比較すると、比較的小さなものだった。 |